2009年12月28日月曜日

楽しい大掃除

今年も残すところあと3日。DEARも仕事納めということで、先週から担当箇所を決めて大掃除が実行されています。

わたしはまず、お茶碗などを収納する戸棚の整理を行ったのですが、アエロフロートの機内食カップが出てきたのが印象的でした。あと、処分する書類が多すぎて、フル稼働していたシュレッダーが紙を裁断できなくなってしまったことも。ちゃんと下から紙が出てきているのに、切れてないのがとても不思議・・。

ではここから、書棚を整理していた宮崎が発掘した小物(主にキーホルダー)をご紹介しながら、アジア各地を巡ります!



トップバッターは韓国!この仮面は韓国からのお客様の定番土産です。解説には「重要無形文化財」と書かれています。韓国といえば、先週やった忘年会には4年前にインターンをしていた朴明姫さんも参加してくれました。彼女のおかげで、『100人村』のハングル訳が完成したのでした・・。



つづいてタイ!9月に中村・八木がISDEPとの研修のために訪問いたしました。象(チャーン)には会えませんでしたが、チャーン・ビールは飲んできました。



お次は、マレーシア!西がSEAPCPの研修で訪問しました。
アジアのコミュニティ・オーガナイザーたちとの交流が年々深まっています。



そして、フィリピン!昔働いていたNGOの仕事でよく訪れていました。毎年盛大に催されるパスコ(クリスマス)の余韻で、今も街はキラキラしているだろうなぁ(なつかしい)。



そしてこれは、ブルネイ!残念ながらブルネイにまつわる思い出はありませんのでさっさと次へ・・。



お次は、インドネシア!かな?
たくさんの打楽器を合奏するガムランが有名です。こちらも、昔働いていたNGOの仕事でよく訪れていました。西ジャワの農村でみたスンダ様式のガムランは素晴らしかったです。お正月よりも、ラマダン(断食)明けに家族が集まりごちそうを食べます。



そして最後はなぜかオランダ!
なんとこれはキーホルダーのようでありながら、裏にマグネットもついていて便利(多分)。オランダといえば、開発教育の先進国。欧州グローバル教育会議または調査の思い出か何かと思われます。

小物たちを眺めながら、DEARのグローバルな展開の一端を感じていただけた・・かどうかは分かりませんが、いろんな地域の方とお付き合いがあるものです。

こちらでご紹介したものはいただきものと思われますが、なかなか出番もございませんので、名残惜しいのですが新しい持ち主の方に大事にしていただこうかと思っております。「ぜひ!」という方がおりましたら、事務局までご一報ください。
(八木)

2009年12月23日水曜日

対立から学ぶワークショップ 山形

国際ボランティアセンター山形(IVY)の阿部眞理子さんに呼んで頂き、12月12日‐13日の日程で「対立から学ぶワークショップ」を行いました。参加者は地元の先生方や、NGOスタッフそしてIVYの地球子どもキャンプのリーダーたち総勢26名。
 最初はちょっと緊張した面持ちで開始。その後、「共通点探し」で一気に打ち解けられたことがとても印象的だった。こちらがアイスブレークしたつもりでも、やはり本当に場が和むのは時間がかかることを実感。今回は説明は後回しにして、先にワークをいれた。いつものとおり、ワークをやっても、参加者によって受け止め方が違う。今回は少しゆっくり目だったけど、それがよかったと思う。
 ニーズの深め方はやはり難しく、いろいろ例を出して説明した。そして、宿題を出して終了。終わったあとは、リーダーたちと楽しく夕食会で、元気一杯で素直なリーダーたちから元気を一杯もらいました。

2日目は、リスニングの練習から。「3者リスニング」で、気持ちを認め、パラフレージングの練習をするが、特にパラフレージングはわざとらしく見えてしまうのか、行うタイミングが難しいようだった。時間があれば、何回か練習できるとよいのかもしれないと改めて思う。そして、アサーティブネスの練習。ロールプレイはやっぱり方言がよいですね。みんな迫真の演技だった。

 そしてそれぞれの対立の分析を3人で行う。メンバーからたくさんの質問をしてもらい、ニーズや気持に気づいていく。
「とてもよい質問をしてもらって、気づかなかったニーズに気づいた」「別の方向から物事を見られた」「話すのは苦手だけど、聞いてもらうとすっきりした」という感想を出してくれた。




                       対立の分析の様子


 参加者から「学んだことをどのように日常に活かしていけるのか」と質問があった。
私が思うのは、「日常生活にある対立をネタとして楽しんでしまうこと」でしょうか。
「今、イライラしているなあ」「私認められたいんだなあ」と思いながら、「きっとこんな言い方する相手も認められたいんだろうな」と思うと、ちょっと楽になります。なあんて、自分もいつもできているわけではないですが。
 とにかく、今回は、参加者のみなさまに助けられて、私もとっても楽しかったです。参加者の半分を占めた地球子どもキャンプのリーダーたちも冬休みのキャンプで実際に子どもと接するときにどうすればよいか、という課題を持って積極的に参加してくれたのがとてもよかったです。
 また、阿部さんがリーダーを根気よく見守る姿勢はとても素晴らしいなと思いました。キャンプ頑張ってくださいね。今回呼んでいただいてありがとうございました。また何かやりましょうね。
(中村)

2009年12月21日月曜日

対立から学ぶワークショップ 大阪②

大阪の研修2日目です。


研修生たちと一緒に

 朝、昨日の振り返りをした。対立の分析、ニーズまで深く掘り下げることで、今まで争っていたことではない別の次元に問題が組み替えられること。それを例を挙げて説明すると、早速「今日は自分の問題について扱えるのか?」と質問が。昨日より、やる気度が上がっている感じでちょっとうれしい。「もちろん」と答え、その前に、全体で、質問をして、それぞれのニーズや気持を聞きだすことを練習した。参加者の一人、トンガのユナさんの事例を取り上げてみる。

 コミュニティの中の教会が老朽化して、建て替えようという動きになるが、年配者たちは、壊れている部分だけを直したらよいと言っている。一方で若者は近代的なものに建て替えることを望んでいる。年配者たちのニーズは、「伝統を残したい」そして「尊重されたい」「認めてほしい」。若者たちは、建物はみんなが使うものなので「長く安全にもたせたい」「自分たちも尊重してほしい」。

 それぞれのニーズや、気持をもっと深く知るために、他の参加者から質問をしてもらう。教会はどのくらいの歴史があるのか? コミュニティにおける教会の役割は?、年配者と若者の関係は? 話し合いはどこでどのようにおこなわれているのか? 周りに他の土地はあるのか? 建て替える場合の費用は? ファンドレイジングはどのようにおこなわれているのか? などなど

 そして、代替案として挙がったのは、古いものの一部を残して新しいものをくる、古いものの材料を使って新しいものをつくる、古いものをより長持ちできるように建て替える、古い教会を象徴するオブジェを作って、新しい教会に置く、もっと両者が話し合う、両方に入っている人から意見を聞く、両者で別のイベントを行い話し合いやすい雰囲気をつくる、第三者に入ってもらう、専門の建築家に見てもらって安全性について話してもらう、司祭にとりもってもらう。などなど

 質問や提案を聞いて、ユナさんは「もっと詳しく住民に様子を聞いてみる」「いくつかは実際に考えてもらえそう」と言っていた。

 これを例にして、メンバーそれぞれの事例を3人組になって、話し、質問し、代替案を出していく。コミュニティで実際働いている研修生からは、次々とリアルな事例が出される。2つのコミュニティでどこに橋をかけるかの争い、国立公園の管理をだれがやるのか、病院をもっと有効に使うには、市民活動組織の問題、日曜日の午前中の時間の使い方、など。各問題について、それぞれの気持ちやニーズを掘り下げていく。次第に「なるほどね、そういうニーズもあるのかも」「そんな気持ちかもしれない」「そういう方法もあるね」と声が挙がってくる。ちょっと光が見えた感じがする。

 私たちの思考は実はいろいろなものにとらわれている。1つ1つ分析し、全く別の視点で質問されたり、相手の立場に立つことで、別の世界が見えてくる。今回だけでは時間は足りず、全ての問題によい解決策が見つかったわけでもないが、みんな何となく満足そうな顔をしていた。事例を聞いていて、各自の問題の共通点も多いとも感じた。

 最後に、参加型開発研究所の坂西さんに、水俣の問題を例に、分析表を使って、患者や市民、政府や企業それぞれの立場、気持ちやニーズ、そして代替案について話してもらった。研修生は水俣にも研修で訪れていたので、分かりやすいと思ったことと、まさに、水俣の「もやいなおし」が「コンフリクト トランスフォーメーション」の例であったからだ。

 最後に全体で一言共有をした。気持やニーズ、質問、聞くこと、などの重要性が挙がった。2日間は短いがこれから、コミュニティで活躍する彼らに、少しでもヒントとなれば、私としてもとてもうれしい。

 今回感じたのは、地域の対立の事例は非常に複雑ではあるけれど、突き詰めていけば、それぞれの立場に立つ人々の気持とニーズを理解していくことが重要である、ということ。
 三輪さんには、2年前より整理され、分かりやすくなってよかった、とお褒めの言葉をいただき、ホッとして家路に着きました。 参加者のみなさん、今回貴重な機会を下さったみなさん、ありがとうございました。(中村)
 

2009年12月20日日曜日

対立から学ぶワークショップ 大阪①

12月は「対立から学ぶワーク」をおこなう機会がありました。
3回シリーズで、その報告をします。

ロールプレイの様子

1つ目はJICA大阪の「JICA-NGO連携による実践的参加型村落開発コース」にて。6週間世界各国の研修生が来て、参加型開発について学ぶコース。その中のモジュール3「多様性/インクルージョン」の中で2日間で12月2日-3日で「コンフリクト トランスフォーメーション」の研修を担当させてもらった。
 あいあいネットの長畑誠さんとユニフェム大阪の三輪敦子さんがメインファシリテーターで担当するコースで、三輪さんから声をかけていただいた。

実は2年前にも同じ研修会を担当させていただいたが、今回は、より地域の問題に対して焦点を当ててほしいという依頼だった。

 参加者の出身は、アフガニスタン、ネパール、フィリピン、トンガ、ソロモン、ドミニカ、グアテマラ、と様々で日本の参加者を入れて14人。既にコースの半分が過ぎてみんな打ち解けた雰囲気である。2日間をどのように組み立てるかはかなり悩んだが、2日目は研修生自身の対立をテーマにしようと、1日目に基礎をおこなうことにした。

 コンフリクトとは?というブレインストーミングには通常は否定的な言葉が多いが、参加者からは「機会になる」「よりよい関係につながる」などの声も挙がる。頭では分かっていても、やはり「避けたい」という人も実は多いようだ。3人組のマイクロラボ(3人でひとりずつ順番に限られた時間、質問について話す。聞いている2人は質問をしないで傾聴)では、「質問ができないのはつらかった」という声が多かった。でも、「じっくり話を聞いてもらえた」と言う人も多かった。また、何人かは「自分の対立に対する姿勢で変えるところはない」と言っていた。うーん。これは結構手ごわい。

 ロールプレイは役者ぞろいで大変盛り上がる。すぐにその人の立場に立つことができるのは、素晴らしいと思う。その後、怒りや気持ち、ニーズの分析をすると、気持ちを表す言葉がなかなか出てこないことに気づく。ニーズも深く探っていくことが意外に難しいが、実は「認めてほしい」「信頼されたい」または「信頼したい」というニーズをもっていることにだんだん気づいていく。リスニングも基本的な練習であるが、難しかったようだ。聞くということは、対立の解決にとても重要である。そして、まだ質問はしないで、とにかく聞く練習である。

 明日、個々の対立について扱うので分析してくることを宿題にした。夜は、研修生がディナーパーティをするというので参加させてもらった。みんなでパスタとサラダを作って食べた。私もみんなと仲良くなる機会になって楽しかった。少しお酒も入って盛り上がったので、みんな明日の宿題やってきてくれるか、ちょっと心配。 (中村)

2009年12月12日土曜日

「MAKE the RULE」の渋谷パレードへ!

昨日の雨から一転、とっても気持ちよく晴れたこんな日は、外を歩くのにぴったり!というわけで「MAKE the RULE」キャンペーン主催の渋谷パレードに参加してきました。事前にDEARの会員MLに流したおかげか、会員Mさんにも会場でお会いしました。

現在開催中のCOP15を成功させて、温暖化をとめようというのが主旨です。
今、ウェブニュースを見たら、さっそく掲載されています。
・朝日新聞 「温暖化とめよう COP15成功求め東京都心でパレード」
・毎日新聞 「COP15:市民も後押しを 東京、京都でパレード」



わたしたちは3人で参加していたのですが、それに加えて、心強い助っ人(犬)が2匹!黒ラブラトールの女子も一緒に歩きまして、彼女たちは大変な人気物でした。



最後に大混雑の渋谷駅前で街宣。
スピーチを終えたシロベエ実行委員長からも激励を受けました。
(※チョップされているわけではありません)



しかし、「温暖化」はかなり世間の関心も高そうですが、ラリー(パレード)に参加する人の数は結構少ないものです。報道では300人とのことでした(現場では、もうちょっと多かった印象です)。これが「参加者1万人!」や「10万人!」くらいになったら、本当に政治や経済界にもインパクトを与えられそうです。

個人的には、いわゆる「環境系」のラリーに参加したのは初めてでした。若い人が多いのと、見た目の色が「白」や「青」なのが印象的でした。市民活動にもいろんな色があるんだよなぁと、改めて思った次第です(深い意味はありません)。
(八木)

2009年12月9日水曜日

発送のプロ

12月に入り、スタッフがいろんなところに出張しています。
先週は、中村が大阪へ、副代表の湯本はブラジルへ。今週は、中村が山形へ、西が仙台へ・・。といった具合です。

ブラジルは12年に1度の「国際成人教育会議(CONFINTEA)」というのがありました。この会議、本当は今年の3月に開催予定だったのですが、ある事情により延期になっていたのです。当時、ブラジルで話題だったある事情といえば・・。そう、いまや日本でも大流行の新型インフルエンザ!今の方がリスクが高そうですが、とにかく、会議は無事に開催されたようです。



さて、そんな中、今日は12月号の会報誌『DEARニュース』の発送日でした。
合計1000部ほどのニュースと同封物を組み、ラベルを貼り、発送先ごとに分け、重さを測る・・というのを淡々とやります。宛名を見ながら、「○○さんは元気かね~」、「栃木は今頃・・」などとおしゃべりするのも楽しいです。

今日は事務局スタッフ+発送のベテランとなったボランティアのTさんというメンバーだったので、全員、発送は「プロ級」で、すごい速さで完了いたしました。

今回のニュースは「STAND UP」色にまとまっております。
同封のイベント情報なども充実していますので、お楽しみに。
(八木)

2009年12月2日水曜日

職業病と言われました

今日は満月がとてもきれいですね。事務所の窓からも、どんどん昇っていく月がよく見えます。12月号のニュースレターも無事入稿し、ちょっと余裕を感じているので、小さな話題をひとつ。

さて、今日事務所で「スリーエフ」のことがちらっと話題にのぼりました。
「あ~、スリーエフね~・・」と話をしてたんですが、なんだか話がかみ合わない。それで、判明したんですが・・。

みんなが話していたのは、コンビニのこと。
わたしが話していたのは3F(Food=エスニック料理 Fashion=民族衣装 Festival=お祭り)のことでした。

いわゆる国際交流事業や国際理解教育の導入段階で使われる傾向にあるのが、この3F
「民族衣装を着てみよう」とか、「○○国の料理をつくって食べてみよう」というようなアプローチです。3Fはとっても楽しくて美味しくて、ポジティブな反面、「単なる文化紹介に留まってしまう」「ステレオタイプ」「課題を深めることができない」といわれたりすることもあります。

で、とっさに「フリーエフ」=「3F」と思ったわたしは、「職業病だね~」と言われたのです。
(八木)

2009年11月28日土曜日

議員会館内勉強会やりました

10月、11月はとっても忙しかったです。
ご報告したい出来事がたくさんあるのですが、なかなかブログに反映できておりません・・。

今日も英国・ヨークで「フェアトレード・シティ」の活動をしているクリッシーさんによるワークショップと、その後の台湾料理の夕べがありました。

さて、報告したいことのひとつに、26日(木)に開催した衆議院会館での勉強会があります。衆議院議員の阪口直人さんのご尽力で実現したものです。
国会議員のみなさんに開発教育の役割をお話できるということで、発表者の湯本さん(副代表)、斉藤さん(元中学校の先生)に加え、事務局スタッフ総出で行って来ました。



当日は、念には念を入れて準備したにも関わらず、慣れない会の運営に四苦八苦。小さな(大きな?)トラブルもありましたが、なんとか開始することができ、議員と秘書の方を合わせて20名ほどがご参加くださいました。

前半は湯本さんがESDと開発教育の成り立ちや、日本で実施するうえでの課題、政府への提案を行ないました。後半は、斎藤さんが学校現場でやってこられた実践報告、教員や生徒がエンパワメントされる過程、課題と政府への提案を行ないました。

自治体で学校教育に関わってこられた方や、農や環境教育に取り組んできた方がおり、ご自身の経験から以下のような質問が出されました。
・EUの事例が興味深い。なぜ開発教育に国レベルで取り組めているのか。
・総合学習をがんばってやってきたが、省庁の細かい通達に現場が疲弊しているという印象。どう思うか?
・教育も地方分権を推進して現場に任せることについてどう思うか。
・地方での実践はあるのか。
・DEAR自体はどのように運営しているのか。

なんと、某議員さんはその場で「入会はできるのですか」と。
(すかさず、事務局長の中村が「会費は8000円です。ぜひ!」と回答)

あっという間の1時間。手応えはまだ分かりませんが、継続できればいいなと思っています。
司会をしてくださった阪口直人さんのブログには当日にレポートが掲載されています。せっかくブログがあるのだから、このスピード感が大事ですね。

ご協力くださった皆さま、どうもありがとうございました。
(八木)

2009年11月16日月曜日

事務局のウラ側・part4~印刷機の入れ替え~

こんにちは。
事務局のウラ方、大久保です。
(何気に8月の全研依頼の投稿だったりします)

DEAR事務局のIT革命といえば、総務の一大業務!
・・・ということで出張ってみました。

この頃、OA機器の入れ替えや、データベース改築のことで、
その道のプロ(企業の担当者など)とお話をする機会が増えてます。

話(この場合、交渉というのかも)をする中で、
担当者にうまく伝わるように情報を出しつつ、整理しつつ、
結果として、コストを抑えながら、
事務局が必要とするサービスを受ける。

今回、封筒やセミナーチラシなどの印刷で活躍していた印刷機が寿命を迎えたため、
入れ替えのリース契約で、メーカーの営業の方とやりとりしましたが、、、

メーカーの意地と客(DEAR)の信頼を賭けた、仁義無き営業バトル!

特に、月額料金の桁数が1つ削れた時には、
「え゛っ、そこまで下がるの!?」と青ざめました・・・。

結果的には、現在の事務所に移転して以来お世話になっている、
これまでのメーカーと再度契約させていただきました。
・・・このご時世に、ここまでしていただいて良かったのか?
いや、これこそが競争社会(の氷山の一角)なのでしょうか。。。

対応する側は、そもそも交渉の勝手も分からず、ドキドキでしたが、
今まであったけど使っていなかった機能や、
料金体系の仕組みなど、改めて説明を受けてみて、
お金以外のコスト(作業の手間など)に目を向ける
いい機会になったかな、と思います。

見た目も見違えるくらい白くなって、
大切に扱いたい・・・ところですが、
バリバリ印刷をしてもらうのが本業ですし、
そこはしっかり働いてもらいましょう。

さて、お次のお題はたぶんIT(PCかデータベース)。
チョコチョコ情報収集を試みては
その圧倒的なボリュームにもみくちゃにされてますが、
そもそも、情報を管理するためのITなので、
情報に振り回されるのではなく、情報を活用できるようにならないと。。。

ここは総務担当の頑張りどころですね。

(大久保)

※投稿後、編集を加えました。

2009年11月11日水曜日

TechSoup Japan

ここ最近、DEARではちょっとした「IT革命」に向かってあれこれ用意したり、調べたりしています。「革命」といっても、(1)パソコンの新調 (2)ソフトウェアの更新 (3)データベースの再構築のことなのですが、その方面に素人なわたしたちにとっては、大仕事!

ただ、少ない人数で仕事をこなすうえで、PCは優秀な部下、ITは超重要ということで、それぞれちょっとずつ、でも確実にすすめているところです。

で、まず(2)ソフトウェアの更新に手をつけることに。



以前から気になっていた「TechSoup」プログラムが今年日本でもはじまったのを機に、さっそく登録・応募させていただきました。登録も応募も申請も、ウェブ上からでき、審査も驚くほどスピーディ。本当に少しの手数料で、合計50万円程度にはなろうかという、マイクロソフト社の事務ソフトと、Adobe社のDTPソフトをいただくことができました。(まだインストールしていないけれど)かなり仕事がはかどる予感・・。どうもありがとうございます。

ちなみに、この「TechSoup」プログラムは、米国発のプログラムということもあるためか、現状では日本のソフトウェアメーカーは参加していません。DEARでも使っている国産の会計ソフトなどは結構な高額なため、今回の「革命」でも経理分野は「現状維持」扱いにされそうです。将来は、日本のソフトウェアメーカーも「TechSoup」に参加してくれると、さらに素晴らしいことだと思います。

しかし、10年前には、こんな支援はなかった!ことを考えると、NPO/NGOを取り巻く環境も変化しつつあることを感じます。まだまだ課題はあるけれど、「随分と活動しやすくなったなぁ」と思うことが増えた気がする今日この頃です。
(八木)

2009年11月6日金曜日

ASEANの若者と貿易ゲーム



11月4日(水)、(財)青少年国際交流推進センター(IYEO)が主催する「東南アジア青年の船」に参加している「国際理解ディスカッショングループ」メンバーの若者を対象に、「新・貿易ゲーム」を実施しました。ASEAN10カ国と日本の若者45名が参加者でした。

DEARがこのグループを受け入れるのは3年目で、毎回元気な彼/彼女らに会えるのを楽しみにしています。ワークショップの反応は、日本の若者にやるときと少し、異なります。

例えば、マーケットでの粘りがすごい。断わられてもなかなかそこを動かない。最後にはマーケットの方が折れてしまうこともしばしばあります。
グループ間の交渉も様々です。色紙は価値があるはずだからといって、絶対に売らず、その結果、商品もつくれず負けてしまったチームもありました。
また、寄付といって$4000を最も貧しい国にポンと差出し、友好のしるしをもらって喜ぶ先進国のチームもあって、いつも、何かしら驚きがあります。
そもそも、チームの中でのコンセンサスづくりも様々な国の人がいるとなかなか複雑で、見ていて面白いです。

ふりかえりで、このゲームが現実を反映していること、反映していないこと、を考えると、以下のような意見が出てきました。

<反映していること>

・資源は限られていること
・希少な資源を持っている国は、実はその価値を良く分かっておらず、先進国に持っていかれてしまうこと
・市場が変化すること
・もともと不公平な状況で貿易がされていること
・情報格差があること
・途上国は相手にされないこと

<反映されていないこと>

・全ての商品が市場で取引されていること
・大臣やリーダーが市民の声を聞いていること
・環境税が高いこと

などなど

でも、最後の2つなどは今後現実になるかもしれないね、とも話しました。
このゲームでは、経済以外の指標、伝統文化や生活スタイルが反映いません。それになにより、今は国より巨大な多国籍企業が経済の中枢を担っています。反映できていないものはたくさんありますが、それにしても、つい熱中した後に、自分たちが感じたこと、気づいたことをふりかえる、よりよい貿易のありかた、協力関係を考える、という意味ではとても面白い教材だと思います。
「他のチームを見なければ、自分たちは貧しいとは思わなかった」
と貧しい国のメンバーが言っていました。
「誰も相手にしてくれなかったとき、どうしようもなく、絶望的でした」
という声も聞かれました。その発見一つ一つがとても貴重だと思います。

東南アジアの中でも広がってオルタナティブな世界を考えるきっかけになればと願っています。

(中村)

2009年10月28日水曜日

ちょっと嬉しかったこと

日曜日(25日)の朝日新聞に、「平和と出会う書店棚」という記事が掲載されていました。複数の出版社が集まって「平和の棚の会」というグループをつくり、ジャンルや社を越えて「平和」をテーマにした本を紹介する棚を書店に設けているそうです。

で、何気なく記事を読んでいたら、なにやら見覚えのあるものが。
棚左上の、とってもナイスな場所に・・



『地域から描くこれからの開発教育』(新評論)が!
※左から2番目です


「平和」について直接的にうたった本ではありませんが、「積極的平和」に関わるものだとご判断いただいたということですね。大きな書店でDEAR関係の本を探すと、「教育開発」や「海外事業」といった、「なんか違う・・」コーナーに並んでいることがあるので、「平和の棚」に並べていただけるとは、嬉しいことです。

 フェアは11月末まで開催されているそうなので、ぜひ足を運んでみようと思います。
(八木)

2009年10月19日月曜日

check it out !

16日(金)から昨日までの3日間、世界各地で行われた「STAND UP TAKE ACTION」キャンペーン。DEARスタッフも事務所や会議で立ち上がり、さっそくオフィシャルサイトに掲載されています。
東京事務所が77番目、教材「地球の食卓」チームが257番目、などなど。次々とアップされる各地のレポートを見ていると、ちょっとした連帯感のようなものを感じてしまいます。

わたしも知人らと立ち上がってみたのですが、主旨を説明したり、みんなで立ち方を考えたりとプロセスが面白かったです。「立つ」という非常にシンプルな参加だからこそ、「立ってどうなるの?」「アクションって何やるの?」等と突っ込まれ、話し合い、そこから考えはじめるのだと分かりました。
やってみないと分からないものです。

この「STAND UP TAKE ACTION」キャンペーンは、MDGs(ミレニアム開発目標)の目標年である2015年まで、少なくともあと5年間は開催されますので、今年参加できなかった方もまだ間に合います。来年はぜひ。



さて、そんな週明けの月曜日、事務所に(株)ラッシュジャパンさんから、DEARのロゴ入りステッカーが届いていました。手作りコスメを扱うラッシュジャパンさんでは、なんと価格の全額が寄付されるという「チャリティポット」を販売しており、NPO/NGOに助成しています。価格の数%が寄付される商品というのはよくありますが、大事な商品の“全額”というのは、すごいことだと思います。

DEARは昨年度にこの助成を受け、『市民活動実践ハンドブック』の作成と、「教材体験フェスタ2009」の開催をご支援いただいたのですが、届いたステッカーは、その「チャリティポット」にラベルとして貼られ、全国のどこかのお店で販売されているとのこと。今までDEARとご縁のなかった方にも知っていただく機会となりそうで、とても嬉しいことです。

ラッシュのお店を見かけたら、ぜひDEARラベルのついた「チャリティポット」をチェックしてみてくださいね。
(八木)

2009年10月7日水曜日

グローバルフェスタに出展しました


3日(土)・4日(日)に日比谷公園で開催された「グローバルフェスタTOKYO2009」に参加しました。

土曜の朝にDEAR-Youthがワークショップ「世界がもし100人の村だったら」を開催。あいにくの雨でしたが、20名程の参加者で賑わいました。

ブースでは、2日間通して教材を販売しました。
驚いたのは、たくさんの会員の方が顔を出してくれたことです。福島や秋田の方にもお会いでき、びっくり。どうもありがとうございました。

「国際協力」がテーマのイベントということもあるかもしれませんが、「開発教育」という言葉を知っている方や、教材を見たくてブースを訪れてくださった方がたくさんいらっしゃいました。
「高校時代の先生がやってた」
「大学の授業で“貿易ゲーム”をやったことがある」
という若者もちらほら。
開発教育の普及を少し肌で感じることができました。
(八木)

2009年10月2日金曜日

インターンを終えて・・・

こんにちは。7月から9月までの3ヶ月間、DEAR事務局でインターンをさせていただいた佐藤結美です。本日はインターン最終日、ブログを任されましたので、書きます。

とりあえず、まず自己紹介をしたいと思います。
現在、英国イースト・アングリア大学 学部の3年次に在籍してます。専攻は国際開発学です。今年度に、Development Working Experienceという、NGOなどでインターンをして実用的な能力を身に付けつることが目的の科目を専攻しており、そのためにDEARでインターンをさせていただきました。

それでは、事務局の方からの質問にお答えします。

Q1 なぜDEARにインターンに来たのですか?
A1 最初はDEARの存在自体知らなく、インターネットで「NGO 開発学」と検索したところ、最初に ヒットしたのがDEARでした。ウェブを見て、「教育開発」推進、援助しているNGOと思い、こちらにインターンに行こうと決めました。が・・・

実際に来たところ、DEARは「開発教育」を推進しているNGOと聞き、驚きました。「どうしよう」とも思いましたが、もう来てしまったからしかたがない、ここで学ぼう、と決めました。

初めは、自分の学んでいることに関係が無いかも、と思っていましたが・・・
大学ではけっして学べない、「日本での開発、援助、貧困をどのように学ぶか」を知ることができました。

Q2 お仕事は何をしていましたか?
A2 全研の当日資料作成、全研当日の受付業務、入門講座などのアンケートの集計、コピー取り、NLなどの発送のお手伝い、講師派遣の補助、書籍販売の補助などが主なお仕事でした。

Q3 全研 in 仙台はいかがでしたか?
Q4 全研に行く?と聞かれたのが、なんと全研の約1週間前!ちょっと迷いましたが、せっかくの機会だと思い、行くことを決意。

全研中は、受付を担当。初日はずーっと受付にいて、ワークショップなどに参加できなかったのが、ちょっと残念です。2日目も、受付に。途中ちょこっと、分科会を外からのぞいたりしましたが、主に事務所でいろいろな方のお話を聞いてました。





初日の午後に、今回のゲストのスザナさんにインタビューをするということで、ノートとりをしました。久々に英語を聞くので、ちょっと不安はありましたが、スザナさんがゆっくり丁寧に話してくださったので、なんとかノートをとれました。スザナさんたちの活動を聞いて、とても感銘を受けました。またスザナさんがおっしゃった「LIFE IS PRESENT」という言葉は、すごく私の心に響きました。

全体的に、もうすこしワークショップなどに参加したかった気持ちは残りましたが、参加しなくてもいろいろ学ぶことができました。DEARの大きなイベントの一つに参加できてよかったです。



Q4 NGOに対するイメージは変わりましたか?
A4 初め、私はNGOというと、「世界を行ったり来たりしていて、忙しく、事務局にはほとんどいない。」というイメージを持っていました。ですがDEARに来て、ほとんどパソコンとにらめっこ、にびっくりしました。ほぼ毎日誰かが、講師派遣でいなかったりしましたが、何人かはパソコンで文書を書いたり・・・もちろん、私もパソコンとにらめっこの日が多く、ちょっと早いOLを味わった気分です。

Q5 今後のDEARに励まし(?)や提言を!!
A5 これからも、会員の方や、開発教育に興味・関心を持ってくださる方が増えるように、頑張ってください!!!陰ながら応援してます。そして今後も、時間があればボランティアさせてください!!!!!

以上、質問に答えさせていただきました。

インターンを終えて・・・

やっぱり、一番思い出に残っているのは、全研ですかね。インターンに来て数日、いきなり「こういうのがるんだけど、その当日資料を作ってほしいんだ」といわれ・・・
なにがなんだか分らず、とりあえずひたすら任された仕事こなす日々。そのうち「参加したい」という気持ちが強まり、そこに運良く誘われ、全研に参加できました。大きいイベントに関われたことは本当に良かったです。
そして、毎日のたわいない話が楽しかったです。それと同時に、自分はまだまだ無知でもっと勉強しなくては!!と再認識しました。

最後に・・・

直に「開発教育」を学べたのはもちろん、事務的な仕事も同時に学べて、すごくいい体験をさせていただきました。初めは、ちゃんとできるか不安もありましたが、事務局の方たちが本当にいい方ばかりで、丁寧にわかりやすく教えていただいたので、自分のペースではありましたが、ひとつひとつお仕事をすることが出来ました。

本当にありがとうございました。

佐藤結美

2009年9月28日月曜日

授業作りサークル「水と地球と私たち」



9月26日(土)に、授業作りサークル3回目「水と地球と私たち」が行われました。

 中学校のベテラン先生、本山明さんの報告です。授業作りサークルは、DEARの会員の小、中学校の先生が授業作りの経験交流をするために立ち上がったグループで昨年から活動を始めています。本来は学校で実践した後、発表をしていただくのですが、今回は、本山さんはこれから実践します、とのこと。半年かけて収集した資料や情報をフル活用して、授業をしてくださいました。

 まずは、本山さんお得意のクイズ。地球上の水の何パーセントが実際に使えるか?(答え0.01%)人間の脳の何割が水か?(答え8割)というものから、味噌汁一杯を川に流して、元の純度に戻すには、風呂(200リットル)何杯分の水が必要か?(答え 8杯)、結構難しい。
 盛り上がったのは水の飲み比べ。参加者全員で、3種類の水を飲み比べました。東京都の浄水所でつくっている水道水を浄化した「東京水」をとてもおいしく感じた参加者が多かったのが、驚きでした。
 そして、人間が生活していける最低限の生活用水50リットル/1日で生活するためのシミュレーションはなかなか難しかったです。私たちは普段平均320リットルもの水をつかっているそうで、50リットルというと、お風呂は無理だし、料理も大変、シャワーは1分限定とか・・・。
 最後は様々な水に関する写真やデータを見せてもらいました。干上がった湖、雨乞いをする子ども、さらに、降水量が増えている地域と減っている地域の地図も興味深かったです。
 身体の60%が水である私たちの身体には水は不可欠です。全ての命に必要な水がビジネスになってしまうのは、やはり、おかしい。水道水を持ち歩こうと、改めて思いました。


浄水所にも生徒たちと行ったり、一つのことを一回調べ始めると、とまらなくなるという本山さん。その好奇心が生徒にも伝わるんでしょうね。参加者からも、1つの切り口からの広げ方が幅広く、面白かった、と感想が寄せられました。みなさん授業のヒントをたくさん得られたようです。


次回は11月7日(土)「地球の食卓」のワークショップを行います!是非、ご参加ください。


(中村)

真っ赤なポスターを貼ってみました


金曜の夕方に、「動く→動かす」事務所のインターンの方が、10月16~18日開催のSTAND UPのポスターとチラシを持ってきてくれました。とっても重たい荷物をどうもありがとうございます。
さっそく事務所の窓に貼って、小石川2丁目界隈にさりげなくアピールしています(が、遠くから見るとただの赤い紙・・)。


一緒に、生徒向けのワークシートも届きました。
学校でSTAND UPする予定の方、ぜひ使ってみてください。
先生用の解説書もセットになっていて、便利!

ポスターもワークシートもSTAND UPのサイトから無料でダウンロードできますので、ぜひご利用ください。
(八木)

2009年9月23日水曜日

「貧困をなくしたい」という意思を表す-STAND UP キャンペーン



みなさんは「スタンドアップ・キャンペーン」ということばを、聞いたことがあるでしょうか?

これは、国連と世界のNGOが協力して実施しているキャンペーンで、「世界の貧困をなくしたい」という強い声を、世界中の市民が立ち上がって表現し、世界のリーダーたちに届けよう、というものです。2006年から毎年行われ、昨年は世界各地で1億人以上の市民が参加したそうです。「南」の市民も「北」の市民も広く参加するこのキャンペーン、今年は、10月16日(金)~18日(日)の3日間に行われます。

DEARは、貧困をなくすためのNGOのネットワーク「動く→動かす」の会員団体として、今年このキャンペーンにも協力をしています。その一環で、教室でも使える「学習の手引書」を作成しました(ウェブサイトから入手できます)。

スタンドアップ・キャンペーンということで「ただ立つだけで、何が変わるの?」「ただのお祭りじゃん?」という声が、た~くさん聞こえてきますし、そのようなご意見を持つ気持ちもよくよくわかります。

でも!

開発教育とキャンペーンは、イコールではないけれど、重なる部分や補い合う部分がありますよね。「じっくり深く学ぶ開発教育」と、「行動にうつして大きなうねりをつくる」キャンペーンがうまく連動できたとき、開発教育のめざす、貧困のない社会に一歩近づくのだと思います。そんなことを考えながら、開発教育の実践者が、このキャンペーンを何かを変えるきっかけや機会として活用できるといいな、という思いで、いつも企画の会議にのぞんでいます。

・・・が、言うは易し、それを実現するのがなかなか難しいのです(当然ですが)。

このキャンペーンは毎年行っていくものですので、開発教育を実践されているみなさんの斬新なアイディア、これからも常時大・大・大募集です。

ところで、私は個人的には、今回「動く→動かす」に関わることで始めて「NGOのネットワーク」という場に参加させていただいているのですが、毎回、本当に学ぶこと、感心することが多いです。特に、国際協力NGOのスタッフのみなさん、自分のお仕事もお忙しいのに、ネットワークの仕事もイニシアチブをとって、本当にすごいんですよ。「動く→動かす」については、またあらためてこのブログでもご紹介させていただきますね。

(西)

スタンドアップ・キャンペーンのウェブサイト
http://www.standup2015.jp/index.html

2009年9月14日月曜日

9.11だから、話したいことがある。

毎月22日頃に開催している入門講座
今月の22日は連休中ということで、11日(金)に繰り上げて開催しました。せっかく9月11日にやるのだからと、教材『もっと話そう平和を築くためにできること~Talk for Peace』を使った特別編にしました。

はじめは定員20名にしていたのですが、早い段階から続々と申込が来たため40名定員に増やしました。しかし、多くのお申込をお断りしなければならない状態になってしまいました(参加できなかった方、ごめんなさい)。参加された方の中には、「9月11日だから、ほかの人と話をしたかった」という方が何人もいらっしゃいました。実は、企画したわたし自身もその動機を持つひとりです。

当日は、DEAR理事で、かながわ開発教育センター(K-DEC)事務局の木下理仁さんをファシリテーターに迎え、約1時間半のワークショップをおこないました。

2001年に米国で起こった同時多発テロから現在に至るまでをまとめたドキュメンタリーを見た後、小グループでそれぞれの「気持ち」をじっくり話合いました。その後、メンバーを変えて「戦争をなくすためにできること」をランキングして話し合いという、とてもシンプルなワーク。

暴力が絶えない社会に対する「不安」や「悲しみ」、行動を起こしていない自分への「怒り」、武力を持つことを否定しきれない現状への「葛藤」、マスメディアへの「不信感」、平和のために行動する人や組織を見ての「希望」・・。自分の気持ちを話しながら、ほかの参加者の声に耳を傾けながら、共感したり、気持ちを整理する機会となったようです。

普段なかなか、持てそうで持てないこういう時間。
アンケートには「もっと時間がほしかった」の声がたくさん書かれていました。
(八木)

2009年9月8日火曜日

ウィズダム・スクールにて

5日(土)には、チェンマイの少し郊外にある「Lanna wisdom school(ランナー・ウィズダム・スクール)」を訪問しました。

ここは、チャチャワン先生が主催する施設で、北タイ(ランナー)の伝統的な文化を伝承するための社会教育施設のようなところです。ランナー文字や音楽、建築、踊り、衣装などを学ぶプログラムが多数あり、地元の10代~70代の幅広い年齢の方が学んでいるそうです。先生たちはボランティアで参加しているとのこと。

ここでは、3人の異なる立場の先生たちからお話をうかがいました。1人目はカレン族の村のコミュニティ・スクールの先生、2人目は環境教育に取り組む公立学校の先生、3人目はこのウィズダム・スクールで衣服を教えている先生です。

それぞれ、たいへん興味深い実践で、とても長いレポートになってしまいそうなので端折りますが、共通していたのは「持続可能な社会づくり」を目指して教育に取り組んでいるという点。こういったマインドや実践は、DEARでお会いする先生方にも共通するものがたくさんあって、お話をしてくださっているチェンマイの先生が、DEAR会員のDさんやSさんに見えてきてしまいました。

その後、DEARの活動の紹介をしましたが、動画も教材も大変興味を持っていただきました。
<写真上>教材の英語バージョンをご紹介。このうち幾つかはタイ語訳されています。
<写真下>『動画でみる開発教育』を観ているところ。

今回しみじみ思ったのは、外国語の資料をきちんとつくっておくことの大切さ。立教大学ESDセンターの協力で、教材の英語訳&タイ語訳を徐々に作っていったことで、タイのNGOの現場で活用していただくことができました。

動画にも英語+アジアの各国語の字幕をつけたいな~、と思っているところです。
(八木)

2009年9月5日土曜日

DEAR教材がタイでも広がってます!



セミナー2日目となった4日(金)は、マニュアルの具体的な内容について話し合いました。1日目の参加者に加え、NGO対象の研修テキストの編集経験者も加わり、コンセプトから考え直す時間となりました。

このマニュアルには、「グローバリゼーションとはなにか」「オルタナティブな社会とは」「参加型学習から得られる“力強い学び”とは」などの理論に加えて、11のアクティビティが収録される予定です。そのアクティビティの中に、DEAR発行の『コーヒーカップの向こう側』『貿易ゲーム』『ケータイの一生』『パーム油のはなし』などが入ります。

これらの教材は、日本では主に学校教育やNGOの教育プログラムの中で使われているのですが、タイでは違います。NGOのスタッフやフィールドワーカーの研修のほか、プロジェクト実施地の住民を対象にも使われているのです。

たとえば、土地無し農民(労働者)たちを対象に『コーヒーカップの向こう側』を使って、彼らの置かれている状況や、グローバリゼーションが“南”の国の農民に与える影響について学びます。そののち、農作物の問題について、彼らが実際につくっているトウモロコシの場合について考えてみるそうです。
また、『貿易ゲーム』をやるときは、それぞれのグループ毎に山岳民族の衣装を着たり、農民の格好をしたり、盛り上げることもあるようです。この意見を言っていたのは、演劇教育を行うNGOのスタッフでした(フィリピンのPETAのような団体らしい)。

話し合いを聞いていてわかったのは、タイのNGOワーカーたちがこちらの状況に合わせて、柔軟にDEAR教材を使いこなしていること。教材のコンセプトが深く理解されたうえでローカライゼーションされていて、すごい!

チャチャワン先生は、セミナーの最後にこう言っていました。「ここ5年間で、北タイの農村や山岳地域の状況は大きく変わりました。グローバリゼーションの影響が如実に現れ、より一層“オルタナティブな社会づくり”を考え、実践していかなくてはならなくなりました。その中で、DEARと出会い、“力強い学び”の経験や手法を学べたことは幸運でした」。そして、「DEARとの交流についてはバンコクでの全国NGOネットワーク会議でも報告しています。これらの教材は関心を持って迎えられ、現在、北タイだけでなく、タイ全土のNGOでも実践されています」とのこと。

マニュアルが完成し、タイのNGOワーカーたちの手に渡る日が待ち遠しいです。
(八木)

2009年9月4日金曜日

ISDEPセミナーin チェンマイ



空の青さと緑の濃さがとても印象的なチェンマイ。人々の優しさがじわじわ伝わってくるとても素敵な街です。9月3日~4日の日程で「ISDEP人材養成セミナー2009」が開催されました。
タイのNGOスタッフやボランティア、約30名が参加しました。

全体のテーマは「グローバリゼーションを学ぶ・参加型学習の進め方のマニュアルに関するセミナー
」でした。立教大学ESDセンターとの協同事業で今年で3年目を迎える本事業は今回のセミナーで今ま
での学びをまとめたマニュアル案を作成することが目的となっています。

ISDEPは日本語では持続可能開発促進研究所。
北タイ開発ワーカーの能力を強化し、彼らが促進する開発が持続可能なものになるように助けることをめざしています。
午前中は、ISDEPが研修をしたり、支援している団体のスタッフが集まり、それぞれの地域での活動を共有しました。村の土地の問題を扱うNGOからは、村人自身が自分の置かれている立場を理解し、土地の売買やマ ネジメントを自分で行うような法律作りを働きかけたり、若者の研修を手がけるグループでは、若者 自身が自分のアイデンティティやルーツに誇りを持ち、卒業後町に出て行かずに、村で自立していく ことを考え始めていることが報告されました。

午後は上條さんから日本の事例の発表がありました。『地域から描くこれからの開発教育』(新評論)で報告されている事例の中から3つ発表がありました。参加者からは、とくにアイヌの若者たちの活動の報告に関心が集まりました。

その後、チャチャワン先生からオルタナティブな社会についての講演があり、意見の共有がありまし
た。チャチャワン先生はタイの市民活動に長年かかわってきた方で
「運動を通して培ってきた知識や知見をオルタナティブな社会づくりに生かしてく」
「力のある教育は社会運動の結果つくられる」
という意見に深く共感しました。教育と運動のつながりが、ここではとても自然に話されることが印象的でした。
どんな、マニュアルができるのか、いまから楽しみです。
中村

2009年9月2日水曜日

チェンマイに来ています


昨晩、中村と八木の2人でタイのチェンマイに着きました。
立教大学ESDセンターのみなさんと、北タイのNGO若手スタッフの養成セミナーに参加するのが目的です。こちらのカウンターパートはISDEP(北タイ開発財団)というNGOで、今日これから、さっそく打ち合わせに向かいます。

セミナーのテーマは「グローバリゼーション」「オルタナティブな地域づくり」「参加型学習のプログラムづくり」。北タイでの具体的な取り組みが紹介される予定で、とても楽しみです。日本の事例もいくつかご紹介するのですが、そのひとつにはDEARの地域ネットワークづくりの事例がはいっています。

また、もうひとつの楽しみは、こちらのNGOスタッフがファシリテートして、DEAR発の教材「世界がもし100人の村だったら」が実施されることです。実はこの教材、数年前のISDEPセミナーでDEARスタッフが紹介し、タイ語にも翻訳されていているのです。好評を得て、こちらでもスタッフ研修などで活用していただいているようです。北タイ風にバージョン・アップした「100人村」に参加者たちがどんな学びの体験をするのか!?とても楽しみです。
(八木)

※着いてさっそく北タイ料理を楽しむ中村&田中治彦さん(立教大学)

2009年8月30日日曜日

YMCA地球市民研修会 その2






























研修3日目は、5つのグループに分かれて
フィールドトリップ。YMCAの横山さんがいろいろ
考えてくださって、それぞれ貴重な経験をすることができました。

寿町とお肉の博物館、
御殿場の自衛隊の訓練所と横須賀の平和活動家、
靖国神社と韓国YMCAなど、
様々な視点をとりいれ、参加者がいろいろなことを感じ、学べるように設定されていました。

その前に田中治彦さんから
地球的課題と地域の課題の関係にも
解説を受けていたので、
その課題をうまく、感じ取れたようです。

フィールドトリップの発表のあとは、
いよいよ自分自身の行動計画作り。

研修後、学んだことをどう活かすのか、
自分の地域や学校、職場で何をしていくのか、
をいくつかのステップに分けて考えてもらいました。

目標は下記のようなものが挙がりました。

・YMCAを全ての国籍の人たちが安心して使える場所にする
・自分の地域の路上生活者への活動支援に参加する
・近くの小学校で食育のワークショップをおこなう

もちろん、その目標にはいくつかのステップがあり、
それぞれ、障壁とその克服方法も考えてもらいました。

最後は、それぞれ緊張しながらも
堂々と、はっきりと、自信を持って発表する姿に
見学に来たYMCAの役員やゲストも感動していました。

そのあと、残念ながら私は、パーティーには出られず
ひと足早く帰らなければならなかったのですが、
きっと大いに盛り上がったんでしょう。

1週間はあっという間で、心地よい疲れが残りました。
今回蒔いたたくさんの種がきっと、参加者のなかで
育っていくでしょう。
そんな希望を持てた研修会でした。

中村

YMCA地球市民研修会 その1















8月22日~28日まで、日本YMCA同盟主催の
「地球市民教育カリキュラム研修会」
が開催され、私も御殿場の東山荘に1週間滞在しました。

日本全国から25名、中国、香港、台湾から20名が集まり、
地球的課題や地域の課題について議論し、ワークショップやフィールドトリップ
を通して理解を深め、各自行動計画を作って共有しました。

1年以上前に持ち上がったこの研修会の企画に、参加させていただきました。
5月に応募が始まり、参加者は事前に課題図書を読み、レポートを
書き、リソースパーソンにフィードバックをもらいました。
さらに、研修後は行動計画を実施し、レポートを書くことが課せられています。

ここまで、徹底したのは、地球的課題について学んだ上で、
継続的に、自分の活動や地域の活動に活かしていくために、
どうしたらよいか、を考えた結果でした。

DEARからは、上條さんや田中治彦さんにも協力いただきました。
上記は100人村のワークショップの様子です。
その後、貿易ゲームもおこない、以下のような声が挙がっていました。

地球市民について学んでいるのに、金儲けのために必死になっていた自分に
気づき愕然とした(先進国チーム)

誰にも相手にされず、孤独を感じたし、世界の矛盾を感じた(途上国チーム)

参加者はYMCAのスタッフやリーダー、学生たちで、
国を越えても打ち解けるのは早く、
10代、20代の若者のパワーとエネルギーを
見せてくれました。

今回のプログラムの進行は全て英語で行いました。
少しシャイだったり、英語があまり得意でない参加者も
積極的に頑張っている姿が印象的でした。

特に、安心して気持ちや経験を共有するために、
全体を5つに分けてホームグループをつくり、
毎日、集まって振り返りの時間をつくりました。

最後の行動計画の共有もホームグループで支えながらおこなったのは
とてもよかったと思います。

中村


2009年8月26日水曜日

いよいよ今週末は衆院選!

DEARの周辺や会員メーリングリストでも選挙の話題があれこれ出ている今日この頃。 学校で模擬選挙をやろうと思っている方、これから投票に行く方のお役に立ちそうな情報をまとめてお知らせします。

未成年”模擬”衆議院総選挙2009投票受付中!
DEARニュース8月号でもご紹介した「模擬選挙ネットワーク」が、未成年からのウェブ投票を実施中。20歳未満の未来の有権者だけが投票できます。DEARの先生の中には、ここへの投票参加を夏休みの宿題にしてる先生もいるみたいです。

未来を選べ!~衆議院議員選挙の候補者&マニフェスト エコチェック!
DEARも賛同団体として参加している「Make the Rule」キャンペーンが候補者のエコチェックをしています。「温室効果ガスの排出削減目標」、「原子力発電の推進」、「再生可能エネルギーの普及」など5つの質問への各候補者の回答が出ています。とってもエコな候補者にはスマイルマークが並んで、なかなかかわいらしい。党によっては未回答の候補者が目立つのが、残念。

未来は僕らの手の中プロジェクト~公開質問状
DEARメンバーで現在ルワンダ在住のちえぞーさんが発起人のひとりで関わっている、選挙を考えるユースの活動。主に神奈川県の候補者にユース目線で公開質問状を送り、回答のあったものを掲載しています。「なぜ政治家を志すのですか?またどんな政治家になりたいですか?」というミッションを問う質問も。

エコ議員つうしんぼ~ちゃんとエコなの、だれだかわかります。
エコチェックよりもさらに多い25の質問を候補者にぶつけ、100点満点で採点したサイト。コメント欄も面白いです。わたしの選挙区は・・4人中1人しか回答していない。残念!
環境への対応を重視して投票したい人にはおすすめ。

毎日新聞~えらぼーと
20問のアンケートに答えると、自分の考えと各党の政策がどのくらい近いのか%で出るしくみ。さっそくわたしもやってみましたが、とある政党との「近さ」が78%と高得点で、やや意外な結果にびっくり。なんでそうなってしまったのか、マニフェストを読むきっかけになりました。

今回は日記というよりお知らせになってしまいました・・。
(八木)

2009年8月17日月曜日

束の間の夏休み終了

全研が終わってから、事務局は1週間の夏休みでした。
といっても、出勤する人たちもちらほら。
わたしも次号のニュースレターの取材があり、週の半ばにタスクのメンバーととある場所に出掛け、非常によいお話を聞くことができました。詳しくは書けませんが、やはり今月末の総選挙はとても重要ですね。選挙権のある人は、無駄にしてはいけない!と改めて思いました。

この休みの間に、読みたかった本を読んだり、映画を観たりしました。
そのうちの一本が、映画『未来の食卓』です。

これは、フランスの小さな村で、村長の決断により学校給食と高齢者への配食サービスの食材の全てを“オーガニック”にする、という試みを取材したドキュメンタリーです。劇場は満席でした。

個人的に印象に残ったのは、桃やブドウ農家の光景。
何も説明もなく、田畑の景色が写ると「ああ、きれいな自然だな」なんて思ってしまうのですが、その後に宇宙服のような防護服を着た人が、一面に農薬を散布する様はショッキング。ワインが大好きなのですが、皮のまま発酵するワインの元が、こういう状態で栽培されていると思うと、かなり怖い!

また、クラスの生徒の少なさにもびっくりしました。
たまたま小さな村だからか、20人くらいの生徒に先生1人、と少人数。
そして、給食の時間は、調理師の方がテーブルを回って配膳や子どものケアをしているのも驚きできした。日本の先生は休む時間があんまりなくて忙しいので、うらやましい光景では。

さて、オーガニック給食に対しては、
「給食費が高くなるのではないか」
「こんな大変なこと続かない」
「家でも“オーガニック”なんて無理」
「ずっと農薬を使ってきたし、それが現実的だ」
などなど、様々な声もあるのですが、やってみるとそれはそれなりにできてしまう・・という状況が描かれています。既存の価値観や習慣を変えていくことは勇気がいることですが、やはり一つのアクションが大事だと実感しました。村長の独断の成果でもあり、時節柄、政治家を選ぶことの重要さも感じました。

わたしは、講師派遣先の学校で、学校給食をごちそうになる機会もあるのですが、「全部地元の食材なんですよ」とご紹介いただくことも、学校農園のような取り組みもご紹介いただいたことがあります。日本もなかなかでは・・と思っていたら、この映画の第2弾では、日本でも取材をしているそうです。
どんな事例が紹介されるのか楽しみです。
(八木)

2009年8月9日日曜日

全研in仙台 その3


こんばんは。昨日は交流会で多少飲みすぎてしまった八木です。
2日目の今日は5つの分科会が開かれました。どの部屋も多くの参加者で賑わい、予定の時間内に終えるのが大変な様子。(わたしはインフォメーション・コーナーに常勤のため部屋を見ておりません・・)

最後の全体会もちらっと覗きましたが、面白かったです!
各プログラムに対する率直な意見もたくさん出ていました。
”地球のステージ”の桑山さんもおっしゃっていましたが、
「率直に意見を言ってくれる人がいる」。
それが、DEARの良さなのかもしれません。

「仙台という地域にこだわっていたことがよかった」
という声をたくさん聞きました。

仙台の実行委員・ボランティアのみなさんの1年以上に渡る企画・準備・葛藤のおかげと、頭が下がります。最後のスタッフ打ち上げでは、ひとりずつ話をする時間を設けました。少しご紹介します。

「”地球のステージ”の設営が、本当に大変で、たくさんの後輩が協力してくれた・・」
参加者や、ほかのスタッフにも見えないところで、努力をしてくれたスタッフの存在あっての全研でありました。ありがとうございます。

「高校生の時に1人で参加したプログラムの講師との再会がありました。」
3年前の出会いが、あの時に撒いた小さな種が、つながりました。

「教授に誘われて参加してみたら、思った以上の学びがありました。」
今度は地元で開催したいと言ってくれました。未来の実行委員長に期待です。

「子どもたちに伝えたい、そういう先生がこんなにたくさんいるんだって知った。」

「交流会の担当をして、人を”おもてなしする”心を知りました。一緒に担当した実行委員の方に感謝しています。」
すばらしい交流会をありがとうございます。元気の出る、あたたかな交流会でした。
ありがとうございます。

事務局長の中村が去る間際に言っていましたが(彼女は明日から神戸出張)、「開発教育はライフワーク」。この出会いを大切に、ずっと学んで、ずっと面白いことをしていきたいです。

参加者の皆さま、スタッフ&ボランティアの皆さま、お疲れ様でした。
そして、心からありがとうございます。

2009年8月8日土曜日

事務局のウラ側?Part3~全研in仙台~




こんばんは。
事務局スタッフ・黒一点の大久保です。

昨日のブログにもございます通り、
DEAR事務局スタッフは只今仙台に旅行、、、
もとい、出張中です☆

7日のお昼に仙台駅に到着して。
ランチは、牛タンをご馳走になり。
仙台七夕の見事な飾り付けに沸き立つアーケードをひと歩きして。

・・・えーと、これでは旅行ブログですよね汗


全研27の1日目
シンポジウムやワークショップ、自主ラウンドテーブルの様子については、
きっと他のスタッフが一筆してくれると信じ。

自分はDEARや、
DEARが日頃お世話になっているNGO・出版社の
「図書資料の集会」(通称・インフォコーナー)の準備をしておりました。

学校の授業や教員の研修などで使える教材(テキスト)や、
それらの基になるデータや実践事例が紹介された書籍など。

一般の書店ではなかなか見られない(特にDEAR出版とか)開発教育に関する資料を、
ワークショップで“自ら体験し”
インフォコーナーで“手にとって見られ”
しかも教材作成に直接関わった方々の、制作プロセスなどの“生の声が聞ける”

そういう意味では、特に教育実践者にとっては“貴重な情報が得られる”場なのです♪



ただ、今回、実は大きなミスをやらかしまして。

DEARの最新刊テキストを、、、


事務局から発送し忘れました。



本っっっっっ当に申し訳ございません!
↓参加者の皆さまには、ぜひ直接手にとってご覧いただきたかった一品。

これまで、全国各地の、
DEAR News(会報)で紹介されてきた「開発教育の実践事例報告」の中から、
さらに30の事例を厳選して紹介したテキストです。

なお、東京に戻ればモノはたくさんありますので、
ご関心のある方は、DEARのホームページをご参照の上、
メールやFAXでご注文をお願いします☆
(※夏期休業をはさむため、受注→発送は17日(月)~になります)

インフォコーナーの〆作業を済ませ、
「地球のステージ・DEAR全研特別編」へ。

中身に触れると、ますます長くなってしまうので省きますが、
言葉と映像と音楽で伝えられる、数々の平和へのメッセージ
数時間を過ぎた今でも、色々な想いが頭の中をグルグルと。
そして、受け取ったメッセージとはまた別の、
至極個人的な欲求が・・・
あ、コレこそ公にすることではありませんね。すみません。



1日目のしめくくりだった参加者同士の交流会には、
裏方的事情により、あまり参加できませんでしたが、
話によると、これまたとても素晴らしい催しがあったとのこと。。。



悪い癖で、長文になってしまいましたが、
振りも営業も存分に致しましたところで、今回はおしまいです。

※ここまでお付き合いいただいた方、ありがとうございました☆


(大久保)

全研in仙台 その2



ついに全研がはりまりました。
小雨降る中、続々と集まる参加者のみなさん。
始まりのパネルディスカッションは満席でした。

ワークショップに、自主ラウンド・テーブルと、たくさんのプログラム。
いずれも盛り上がり、全部に参加できないのが悔しいくらいです。
夜の交流会では、宮城県各地の地酒テイスティングに加え、伝統芸能「すずめ踊り」で会場は一気に盛り上がりました。明日は「すずめ踊り」×クロアチアのまづくの分科会もあります。ああ、仙台、すばらしい!!
会場では、非公認キャラの「マロモン」ハンティングなど、たのしい小ネタも充実しています。
2日目の明日も楽しみです。

2009年8月7日金曜日

全研in仙台 その1



いよいよ仙台にやってきました!あいにくの雨の中、牛タンランチを食べ、七夕の飾りを見つつ、実行委員のみなさんと準備を終えました。


1年以上かけて準備をしてきてくださった実行委員やボランティアのみなさんと一緒に最後の準備をしました。

通常は事務局でやるようなマニュアルや掲示作り、ボランティアの配置などすべて、実行委員の方々が工夫を凝らしてやっていただき、今までの苦労もうかがえました。
写真は実行委員のTさんが作ってくれたオリジナル・キャラクター(ポスター)です。

8時ぐらいまで準備をして、その後前夜祭をしました。いよいよ明日、たくさんの出会いと、経験交流、楽しみにしています。

また、明日報告します!
(八木&中村)

2009年8月3日月曜日

対立から学ぶワークショップ2009 夏その2
















対立から学ぶワークショップ2日目。
日本の実践として、八王子拓真高校の鈴木先生に
定時制高校での1年間の取り組みを報告していただきました。

もともと、コミュニケーションが苦手な生徒たちが参加している
授業で、最初の3ヶ月はクラス全体がプログラムになじんでいくのに
費やしたそうです。
9月に自分の対立について、「対立のエスカレーター」
を使いながら、分析し始め、次第に、積極的に
取り組むようになったこと、最後には、引っ込み思案だった
生徒たちが全生徒の前でスピーチが
できたことを報告してくださいました。

驚いたのは、休みがちだった生徒たちの出席率が上がったこと、
そして、生徒たちが自信をつけたこと。
「対立のワーク」が1年間できるような学校はなかなかないと思いますが、
とても勇気付けられる事例でした。

そして、後半はリスニング、アサーションの練習をして、
自分たちの対立を「創造的に解決する」方法をめざして、
話し合います。
詳細はここでは説明し切れませんが、3人組での分析や、ロールプレイは
とても盛り上がりました。

感想の一部を紹介します。
・対立はネガティブにしか考えていなかったが、関わりがあるからこそ、それが生じ、変容のチャンスになるということが分かった
・第3者と話すと自分では見えなかった部分が良く見えてきた
・自分の考えや行動が変われば、状況は変わりうるのでは、と思った
・アクティブリスニングの重要さを再認識した。

毎回、参加者が異なるといろいろな展開があり、
主催する方も様々な学びがありました。

対立は難しいけど、奥深く、面白い、と
改めて感じた2日間でした。
(中村)


対立から学ぶワークショップ2009 夏その1
















「対立から学ぶワークショップ」を8月1日、2日の日程で開催しました。
2007年より、DEAR内部のCR教育(対立解決教育)研究会が主催して
定期的に開催しているワークショップです。
今回は、教員やNGO関係者など13名の参加でした。

上記は「対立は何色?」のワーク。
対立と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?
と言う質問に、黒や赤、灰色などを選ぶ人が多かったです。

それぞれ理由は、
黒→絶望、戦い、暗闇などをイメージして
赤→血、戦い、感情の高ぶり
灰色→どっちつかず、グレーゾーン、燃え尽きた後の灰
などです。

最初はネガティブなイメージが強い、対立ですが、
その背景にある気持ちやニーズ、自分の取り組みを
考えていくうちに、少しずつそのイメージが変わっていきます。

そもそも、私たちの周りには、日常のように
対立があって、それを私たちはなんとかやり過ごして
生活しています。

向き合おうと思うと膨大なエネルギーが必要ですが、
一方で、ずっと避け続けることのできないものもありますね。

1日目は、この対立について、自分の取り組みを振り返ったり、
背景にある気持ちについて、また、怒りについて考えを深めました。

感想では、
・気持ちやニーズを深く理解することの重要さに気づきました
・対立に対して、自分の対応の癖が分かりました
などが多くありました。

自分の対立を分析してくることを宿題にして、1日目は
終了しました。

(中村)
(その2に続く・・・)