6月の講師派遣

DEARには、年間130~150件の講師派遣の依頼がある。
ここ数年で一番人気のワークショップはなんといっても「世界がもし100人の村だったら」のワークショップだ。

昨年度138件の講師派遣依頼のうち、
38件が100人村のワークショップだった。今年度もその傾向は強く、6月だけでも 8回、100人村のワークショップを実施した。対象は小学生、大学生、一般など、さまざま。

いつも、1番盛り上がるのは、富の分配。クッキーを分ける場面で、予想よりも、多い、少ない、で驚きの声があがる。
世界の富は、ほんの一握りの人が持っている。

先進国の生活向上のために、環境が破壊され、
その結果起きる災害で、被害を被るのは、
多くの場合、先進国以外に住んでいる人々である。
不公正な世界。その一端を感じてもらう。
不公正な世界。私たちもその一部である。

ワークショップをとおして、いろいろな気持ちが湧き上がる。
怒り、悲しみ、くやしさ、怖さ、無力感、などなど。

その気持ちは、とても大切。
是非、忘れないで、次の活動につながるとよいな。

そういう願いを持って、いつもワークショップをしています。

6月27日(土)は、福島県温暖化防止活動推進センター
100人村のワークショップを実施しました。
温暖化防止に関心のある方々で、私もとても勉強になりました。

早速、報告がアップされていました。
このすばやさ、見習いたいです。(中村)

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