2009年11月28日土曜日

議員会館内勉強会やりました

10月、11月はとっても忙しかったです。
ご報告したい出来事がたくさんあるのですが、なかなかブログに反映できておりません・・。

今日も英国・ヨークで「フェアトレード・シティ」の活動をしているクリッシーさんによるワークショップと、その後の台湾料理の夕べがありました。

さて、報告したいことのひとつに、26日(木)に開催した衆議院会館での勉強会があります。衆議院議員の阪口直人さんのご尽力で実現したものです。
国会議員のみなさんに開発教育の役割をお話できるということで、発表者の湯本さん(副代表)、斉藤さん(元中学校の先生)に加え、事務局スタッフ総出で行って来ました。



当日は、念には念を入れて準備したにも関わらず、慣れない会の運営に四苦八苦。小さな(大きな?)トラブルもありましたが、なんとか開始することができ、議員と秘書の方を合わせて20名ほどがご参加くださいました。

前半は湯本さんがESDと開発教育の成り立ちや、日本で実施するうえでの課題、政府への提案を行ないました。後半は、斎藤さんが学校現場でやってこられた実践報告、教員や生徒がエンパワメントされる過程、課題と政府への提案を行ないました。

自治体で学校教育に関わってこられた方や、農や環境教育に取り組んできた方がおり、ご自身の経験から以下のような質問が出されました。
・EUの事例が興味深い。なぜ開発教育に国レベルで取り組めているのか。
・総合学習をがんばってやってきたが、省庁の細かい通達に現場が疲弊しているという印象。どう思うか?
・教育も地方分権を推進して現場に任せることについてどう思うか。
・地方での実践はあるのか。
・DEAR自体はどのように運営しているのか。

なんと、某議員さんはその場で「入会はできるのですか」と。
(すかさず、事務局長の中村が「会費は8000円です。ぜひ!」と回答)

あっという間の1時間。手応えはまだ分かりませんが、継続できればいいなと思っています。
司会をしてくださった阪口直人さんのブログには当日にレポートが掲載されています。せっかくブログがあるのだから、このスピード感が大事ですね。

ご協力くださった皆さま、どうもありがとうございました。
(八木)

2009年11月16日月曜日

事務局のウラ側・part4~印刷機の入れ替え~

こんにちは。
事務局のウラ方、大久保です。
(何気に8月の全研依頼の投稿だったりします)

DEAR事務局のIT革命といえば、総務の一大業務!
・・・ということで出張ってみました。

この頃、OA機器の入れ替えや、データベース改築のことで、
その道のプロ(企業の担当者など)とお話をする機会が増えてます。

話(この場合、交渉というのかも)をする中で、
担当者にうまく伝わるように情報を出しつつ、整理しつつ、
結果として、コストを抑えながら、
事務局が必要とするサービスを受ける。

今回、封筒やセミナーチラシなどの印刷で活躍していた印刷機が寿命を迎えたため、
入れ替えのリース契約で、メーカーの営業の方とやりとりしましたが、、、

メーカーの意地と客(DEAR)の信頼を賭けた、仁義無き営業バトル!

特に、月額料金の桁数が1つ削れた時には、
「え゛っ、そこまで下がるの!?」と青ざめました・・・。

結果的には、現在の事務所に移転して以来お世話になっている、
これまでのメーカーと再度契約させていただきました。
・・・このご時世に、ここまでしていただいて良かったのか?
いや、これこそが競争社会(の氷山の一角)なのでしょうか。。。

対応する側は、そもそも交渉の勝手も分からず、ドキドキでしたが、
今まであったけど使っていなかった機能や、
料金体系の仕組みなど、改めて説明を受けてみて、
お金以外のコスト(作業の手間など)に目を向ける
いい機会になったかな、と思います。

見た目も見違えるくらい白くなって、
大切に扱いたい・・・ところですが、
バリバリ印刷をしてもらうのが本業ですし、
そこはしっかり働いてもらいましょう。

さて、お次のお題はたぶんIT(PCかデータベース)。
チョコチョコ情報収集を試みては
その圧倒的なボリュームにもみくちゃにされてますが、
そもそも、情報を管理するためのITなので、
情報に振り回されるのではなく、情報を活用できるようにならないと。。。

ここは総務担当の頑張りどころですね。

(大久保)

※投稿後、編集を加えました。

2009年11月11日水曜日

TechSoup Japan

ここ最近、DEARではちょっとした「IT革命」に向かってあれこれ用意したり、調べたりしています。「革命」といっても、(1)パソコンの新調 (2)ソフトウェアの更新 (3)データベースの再構築のことなのですが、その方面に素人なわたしたちにとっては、大仕事!

ただ、少ない人数で仕事をこなすうえで、PCは優秀な部下、ITは超重要ということで、それぞれちょっとずつ、でも確実にすすめているところです。

で、まず(2)ソフトウェアの更新に手をつけることに。



以前から気になっていた「TechSoup」プログラムが今年日本でもはじまったのを機に、さっそく登録・応募させていただきました。登録も応募も申請も、ウェブ上からでき、審査も驚くほどスピーディ。本当に少しの手数料で、合計50万円程度にはなろうかという、マイクロソフト社の事務ソフトと、Adobe社のDTPソフトをいただくことができました。(まだインストールしていないけれど)かなり仕事がはかどる予感・・。どうもありがとうございます。

ちなみに、この「TechSoup」プログラムは、米国発のプログラムということもあるためか、現状では日本のソフトウェアメーカーは参加していません。DEARでも使っている国産の会計ソフトなどは結構な高額なため、今回の「革命」でも経理分野は「現状維持」扱いにされそうです。将来は、日本のソフトウェアメーカーも「TechSoup」に参加してくれると、さらに素晴らしいことだと思います。

しかし、10年前には、こんな支援はなかった!ことを考えると、NPO/NGOを取り巻く環境も変化しつつあることを感じます。まだまだ課題はあるけれど、「随分と活動しやすくなったなぁ」と思うことが増えた気がする今日この頃です。
(八木)

2009年11月6日金曜日

ASEANの若者と貿易ゲーム



11月4日(水)、(財)青少年国際交流推進センター(IYEO)が主催する「東南アジア青年の船」に参加している「国際理解ディスカッショングループ」メンバーの若者を対象に、「新・貿易ゲーム」を実施しました。ASEAN10カ国と日本の若者45名が参加者でした。

DEARがこのグループを受け入れるのは3年目で、毎回元気な彼/彼女らに会えるのを楽しみにしています。ワークショップの反応は、日本の若者にやるときと少し、異なります。

例えば、マーケットでの粘りがすごい。断わられてもなかなかそこを動かない。最後にはマーケットの方が折れてしまうこともしばしばあります。
グループ間の交渉も様々です。色紙は価値があるはずだからといって、絶対に売らず、その結果、商品もつくれず負けてしまったチームもありました。
また、寄付といって$4000を最も貧しい国にポンと差出し、友好のしるしをもらって喜ぶ先進国のチームもあって、いつも、何かしら驚きがあります。
そもそも、チームの中でのコンセンサスづくりも様々な国の人がいるとなかなか複雑で、見ていて面白いです。

ふりかえりで、このゲームが現実を反映していること、反映していないこと、を考えると、以下のような意見が出てきました。

<反映していること>

・資源は限られていること
・希少な資源を持っている国は、実はその価値を良く分かっておらず、先進国に持っていかれてしまうこと
・市場が変化すること
・もともと不公平な状況で貿易がされていること
・情報格差があること
・途上国は相手にされないこと

<反映されていないこと>

・全ての商品が市場で取引されていること
・大臣やリーダーが市民の声を聞いていること
・環境税が高いこと

などなど

でも、最後の2つなどは今後現実になるかもしれないね、とも話しました。
このゲームでは、経済以外の指標、伝統文化や生活スタイルが反映いません。それになにより、今は国より巨大な多国籍企業が経済の中枢を担っています。反映できていないものはたくさんありますが、それにしても、つい熱中した後に、自分たちが感じたこと、気づいたことをふりかえる、よりよい貿易のありかた、協力関係を考える、という意味ではとても面白い教材だと思います。
「他のチームを見なければ、自分たちは貧しいとは思わなかった」
と貧しい国のメンバーが言っていました。
「誰も相手にしてくれなかったとき、どうしようもなく、絶望的でした」
という声も聞かれました。その発見一つ一つがとても貴重だと思います。

東南アジアの中でも広がってオルタナティブな世界を考えるきっかけになればと願っています。

(中村)