仙台で「グローバル・エクスプレス」

日本ユニセフ協会から講師派遣のご依頼があり、9月2日(金)に仙台でワークショップをやりました。

東日本大震災をうけて、ユニセフは50年ぶりに日本への緊急支援をおこなっています。今回は、そのような背景もあり、教材「グローバル・エクスプレス~世界からの援助」をつかってのワークショップをやりました。

エッセイ「南の人々からの援助~バングラデシュ編」を読んでいるところ
このワークショップに参加した方の多くが、「こんなにたくさんの“南”の国々から援助を受けたことを知らなかった」、「具体的にどんな援助を受けたのか、はじめてわかった」という感想を口にしますが、今回も同様の言葉がたくさん出ていました。

また、“国”レベルだけでなく、“一市民”が参加した援助について扱った場面では、参加者自身がもらった海外からのメッセージを紹介してくれました。自身や被災地に寄せられた思いやりの気持ちに、涙ぐむ参加者も‥。「国際協力」について、支援を受ける側の気持ちについて、あらためて考える機会になったようです。

実践の場がある方ばかりなので、真剣にとりくんでます。
参加者は全国各地にあるユニセフの協定地域組織からの約40人。「学習講師」として、学校などでユニセフの活動紹介をしたり、ワークショップをしたりしている方々です。そのため、プログラムの内容だけでなく、ファシリテーションの方法や、参加型学習のつくり方にも関心を持つ方が多くいらっしゃいました。

そのため、終了後には、
「参加型学習の進め方や、発問の仕方が参考になった」
「資料を配るタイミングや、グループワークの時間の使い方がわかった」
「DEARの教材を持っていたが、うまく生かしてこれなかった。今度はちゃんと使ってみたい」
といった言葉をたくさんいただきました。

ユニセフ協会の皆さん、参加者の皆さん、どうもありがとうございました。
(八木)

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