2011年7月11日月曜日

新刊『グローバル・ティーチャーの理論と実践』

梅雨も明け、東京はとんでもない暑さです。
事務所の水道は出しても出しても生ぬるい水(お湯?)が出てくる始末。これから本格化する夏を乗り切れるか…!?

さて、そんな中、DEARが翻訳・企画協力に携わった本が明石書店より発行されました。質・量ともにかなりのボリュームがある一冊です。夏休みに涼しい所でじっくりお読みください。

『グローバル・ティーチャーの理論と実践~英国の大学とNGOによる教員養成と開発教育の試み』
グローバルな課題を生徒に問題提起し、生徒の思考を柔軟に引き出しながら、一人一人に考えさせる教師・ファシリテーターをどのように育てていくのか。高等教育機関や民間団体の連携によって成果を上げているイギリスの教員養成の事情を詳しく紹介・分析する一冊です。

  • ミリアム・スタイナー編  

  • 岩崎裕保・湯本浩之監訳

  • 開発教育協会企画協力

  • 明石書店 2011年7月10日発行

  • 5,500円+税


  • <もくじ>
    序文
    序章 教員養成教育とグローバル・シチズンシップ
    第1部 グローバル時代の教員養成の背景と原則
    第1章 地上の星の教師~ワールド・スタディーズ運動とシティズンシップ
    第2章 「南」の声を聴く~教員養成に「南」の人間が参加するには
    第3章 「わたしは地球市民でありたい」~グローバル・シティズンシップを教員候補生はいかに学ぶか
    第4章 グローバリゼーションとポスト・モダンを再考する~批判理論と批判的教育学からの示唆
    第5章 グローバル・ティーチャーの専門性とコンピタンス~技術的コンピタンスを超えるために
    第6章 教員養成における社会正義と反人種差別の実現~変革に向けた勇気あるプログラムとは
    第7章 グローバルな教員養成課程の制度設計~どうしたら大学内に「浸透」させることができるのか
    第8章 NGOによるグローバル教育の教材開発~なぜNGOは教材を開発するのか
    第2部 グローバル・ティーチャーの方法論・連携論・実践論
    第9章 他者とともに学ぶということ~マイノリティとの「出会い」と多文化主義との「交わり」
    第10章 グローバル教育における哲学的探求~「子どもたちのための哲学」の実践経験から
    第11章 外国語学習へのグローバル教育の応用と展開~教科横断的なカリキュラムとアクティブ・ラーニング
    第12章 教員養成課程におけるグローバル教育の試み~持続可能な未来に向けた「変革のための教育」
    第13章 大学・NGO・小学校の三者連携による教員養成プログラム~中央アメリカをテーマとした開発教育ワークショップ
    第14章 大学と政府援助機関との連携による教員養成の試み~開発教育・グローバル教育の展開とその評価
    第15章 グローバル・ティーチャーとなるための学び~子どもたちの地理的認識とグローバル・リテラシー
    第16章 持続可能な未来のための環境教育~初等教育教員養成課程のためのアクション・リサーチモデルを考案する
    第17章 宗教教育とグローバル教育の接点と協働~「内なる自己」の探求と「教員になる」ということ
    補論
    補論1 英国における教員養成制度と地球市民社会の教育
    補論2 英国におけるグローバル教育の成立と展開~ワールド・スタディ―ズと開発教育を中心に