2011年12月26日月曜日

高校でパーム油ワークショップ

こんにちは!ボランティアの逆瀬川愛貴子と申します。
ブログには2回目の登場です。12月15日(木)に、川崎市立橘高校の「国際科2学年国際理解スペシャルウィーク」のなかで、パーム油のワークショップを実施しましたので、その報告をします。

前回、グローバルフェスタでパーム油のワークショップをやらせていただき、「次回はもっと頑張る!」と意気込んでいましたが、その2回目が思いもよらぬはやさでやってきました。しかも、今度は高校生を相手にひとりで2時間の授業を担当するという内容で、当日までは不安でいっぱいでした。

ワークショップ中は思った程緊張しなかったので良かったのですが・・・国際科ということもあり生徒さんの議論のレベルの高さに驚きました。

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パーム油のロールプレイ

ロールプレイの説明(説明しているのが私です)
生徒さんたちは、今までも様々な形で南北問題や地球規模の問題について学んでいるようで、『フェアトレード』や『児童労働』といった単語がぽんぽん出てくるだけでなく、パーム油の問題解決については、「主婦や消費者の関心を促すために、生産現場の実態が分かるようなCMを昼ドラの間に流す」じことや、「企業は、商品の売り上げの一部を寄付として生産地に送る」、などのユニークな意見がたくさん出て、非常に盛り上がりました。

最後に広島工業大学附属高校(現なぎさ高校)の生徒が、修学旅行でマレーシアのサラワク州を訪れ、先住民族の家にホームステイするという内容のDVDを見ました。(「生命の森の修学旅行~17人のボルネオ密林体験」、2005年9月25日 テレビ朝日)

自分たちと同年代の高校生が実際に現地に行き、様々な体験を通して、サラワクで起こってる問題と向き合う様子が特に印象深かったようで、感想にもこの修学旅行のことが書かれていました。

<高校生の感想>
  • パーム油の問題は初めて知ったが、とても複雑だと思った。まずは身近な人にこのことを知らせたい。
  • 労働者の役をやってみて、とても悲しかった。もっと労働環境の改善などを出来ればよいと思う。
  • いろいろなものの犠牲の上で私たちの生活があると思った。だからもっと世界のことを学びたいと思う。
  • DVDの中で、歓迎の儀式として生きている豚を訪問者が刺すシーンが印象的だったが、現実にはそうやって様々な生命をいただいているのだと思った。
  • サラワクへの修学旅行は、私も行ってみたいと思った。
みなさん力のある優しい生徒さん達だったので、高校生のうちにできることを精一杯楽しんで、素敵な大人になってほしいと思います。私も負けないように頑張ります!

みなさまもよい年末年始をお過ごしください。
(逆瀬川 愛貴子/さかせがわ めいこ)

2011年12月8日木曜日

国際水映画祭で「水」のワークショップをやりました

先週土曜日に、国連大学にて開催された国際「水」映画祭2011で、「水」をテーマのワークショップを行いました。

昨年発行された『写真で学ぼう!地球の食卓』を作成したときに、「水」をテーマの学習プランをいくつか考えたのですが、なかなか難しく、その時に考えた案は日の目を見ることがなかったのですが、今回の依頼をきっかけに一発奮起してつくり出しました。

まずは、
①「水」=○○ 
②1日で最も口にする水分はどこ(何)から? 
③水なぞなぞ@キューバ:(  )のなかに家があり、(  )に王国がある。(  )にも上るが、再び帰ってくるものなに?
-を各自考えてもらったあと、それをもとに自己紹介をしました。

③は、答えが“水”のなぞなぞ文の穴埋めです。(勝手に逆なぞなぞと名付けました)
これが、私が思った以上に当てたくなるものらしく、皆さんかなり頭をひねっていました。ここで予定時間をかなりオーバーしてしまったものの、真剣に考えた参加者の答えが色々で面白かったです。

アクティビティのツールとして使った『地球の食卓』の写真は、メキシコ・チャド・クェート・オーストラリアの4カ国。それらの写真と、グラフや紙テープなどの小道具を使いながら、水へのアクセス・地球の淡水の割合・バーチャルウォーター・食費に占める飲料代などについてみていきながら、「水は誰のもの?」の問いを合間にいれました。
 写真 (c)2006 Peter Menzel & Faith D'Alusio/ユニフォトプレス

 
 



最後は、「20××年、水道法が改正され、今まで公営であった水道の運営管理業務への民間参入が可能となり、あなたの住んでいる地域でも、その動きがでてきている」という設定で、水道民営化に対する様々な意見を知り、それらに対してどのように思うかを話し合いました。

あまり時間がなく、数人からしか意見を聞くことしかできませんでしたが、「水は健康・命に関わることなので、電話料金のように“安ければよい”というふうには考えられない」「水ビジネスの海外展開についてもっと知りたい」などの意見が出ました。

今回はワークショップ時間が短かったために外したアクティビティもあったので、今回の実践を元に、しっかり体験&各現場での応用方法についても話し合える講座を企画したいな、とここ数日思案しています。

実現できそうでしたら、ブログでもお知らせしますね。
逆なぞなぞの答えが気になる人は、ぜひ、そちらへご参加ください。
(宮崎)