2014年1月23日木曜日

ESDイベントin名古屋でパーム油ワークショップを行いました!

みなさんこんにちは。DEARインターンの星 久美子です。

1月13日、成人式の日に「ESDの10年・世界の祭典」推進フォーラムが主催するイベント「ESD地球市民ラーニングプログラム」で、パーム油から考える「『地球にやさしい』って、なんだろう?」のワークショップを行いました。

全員に配布されたこちらのイベントプログラムに、各ワークショップが紹介されています
会場に来た人たちは6団体から一つ選び、プログラムに参加します。
プログラム一覧と内容はこちら。
  • 竹取物語~知床半島編~ (竹を使ったコップ作り)
  • ユネスコスクールの取り組み~モザンビークとの交流を核にして~ (手作りクラフト体験)
  • 葛西臨海たんけん隊 (参加型環境教育プログラム)
  • 観光は大人のESD (奈良の観光×ESD)
  • 「地球にやさしい」って、なんだろう? (パーム油のワークショップ)
  • 『未来をつくる授業』~東日本大震災を機に社会を見つめなおす~ (中・高校でのESD模擬授業)
どのプログラムも面白そうですね!あなただったら、どれに参加したいですか?
会場の方々は各団体の5分間プレゼンテーションを聞いて、プログラムを選びます。
プレゼンテーションは私が担当しました。
名古屋名物のカレーうどんの材料に含まれる、ある原料にフォーカスしました。そのある原料とは・・・?そんな内容でお話ししました。

その原料は、パーム油。今回のワークショップの主役です。
パーム油は、カレーうどんのカレールウ、油揚げに使われています。知っていましたか?

さて、会場に集まったのは19名。なぜか8割が男性!(ガッカリする参加者もいたり・・・笑)
アイスブレイクでは無言で誕生日の順に一列に並ぶアクティビティをやりました。私ごとですが、実はこの日は私の誕生日!皆さんに拍手を頂きました。
答え合わせで、誕生日の順番が間違っていたりして笑いが起き、だんだんと緊張した雰囲気が解けていきました。

 
3グループに分かれてワークがスタート。
グループワークでは皆さん、活発に意見を出し合い、沢山の学びが生まれました。
初めて見る油ヤシの写真には興味津々、特に「収穫後24時間以内に搾油しなければ腐ってしまう」という西さんの説明に「へぇ~」という声も上がりました。
お菓子や洗剤のパッケージから、共通する原材料を探します
 
ロールプレイでは真剣に自分の役のセリフを読み、盛り上がっていた雰囲気がしん、となり、皆さん役になりきって取り組んでいました。
心の中に、過酷な労働環境に置かれる労働者の当事者としての思いが響いているようです。
そこから、プランテーションで働く人々が「状況を改善するためにはどうしたらいいか」、意見を出し合いました。

では、日本でパーム油を使う私たちにできることは何か?

小さいお子さんを持つお父さんが「子どもに教えたい」と言っていました。今日の気付きと内的な学びを伝えることは、今すぐにできる行動ですね!皆さん、うんうん、と頷いていたのが印象的でした。

また、
  • 消費者は無関心のままでいいのか?
  • 環境や人権をアピールしたパーム油はないのか?
  • プランテーションに寿命があるので将来性はないのではないか?
などの意見も出ました。
参加者の皆さんは、身近な食品や洗剤に使われているパーム油から多くのことに気付き、考え、そして、学び合いが起きていました。
「パーム油のはなし」教材についてはこちら↓
参加して下さった方々からの感想をいくつか紹介します。
  • 知らなかったことや、他の意見がきけてよかった。
  • 自分の無知がわかった。
  • 色々と考えることが多く、とてもためになりました。
  • パーム油が自然や生産者に負担をかけているのが分かった。
  • 今日まで知らなかった事実を知ることができた。
  • 勉強になりました。できることがあるか考えます。
パーム油を通して、私たちの生活が世界と繋がっていること、そしてその生産背景には労働搾搾取や児童労働という現実もあることを参加者の皆さんに知ってもらい、“本当に”地球にやさしいって、なんだろう?を考えることができました。
 
お菓子の原料に「植物性油脂」「パーム油」とあったら、今日のワークのことを思い出してもらえることでしょう!
参加者の皆さんの、消費者としての選択やこれからの行動につながるキッカケになれたらいいですね。
 

現状を知る、というところから“私は日本に生まれてラッキー”や、“他人事(ひとごと)”で終わらせないようにするにはどうしたらいいか?
そんなことを私自身も考えさせられるワークになりました。
(星)

2014年1月6日月曜日

インターンを終えて


こんにちは11月末までDEARインターンをしていた日野と申します。

所属は早稲田大学文化構想学部社会構築論系で、山西先生のゼミ生でもあります。
DEARに関わりのある方は、大体「早稲田」「山西さん」というと、あぁ、と納得されている方が多かったので、自己紹介がとてもスムーズでした(笑)。

わたしは、約4か月の間インターン生としてDEARにほぼ毎日のようにお邪魔させていただいていました。この期間は本当にあっという間の毎日でした。ですが、自分が関心を持ち始めた開発教育をやっている団体に、こんなにかかわれる機会もそうそうないと思うので、自分にとっては大変意義のある4か月間でした。身近な問題にも国際的な問題にも触れることができて、毎日が本当にワクワクして楽しかったので、しばらく行かなくなると思うと本当に寂しいです。
NGOの仕事や、他団体とのつながり、特に教育の現場を間近に感じることができたのがとても貴重だったと思います。たくさんの先生にもお会いできた気がします。

ここでインターンをしていて、学ぶことはとても多かったです。一例をあげますと、開発教育ってなんでもっと一般に普及しないのだろうと思っていましたが、DEARと関わっていくうちに、実際のところ、自分が思っている以上に多くの人が開発教育に関心をもっていたり実践していたりしていて、まだまだ一部であると思いますが、市民の活動もまだまだ捨てたものではないなと思いました。
そして、教育が持つ力を改めて思いました。教師が子どもに与える影響というのはとても大きく、開発教育の手法で子どもたちを育てていくことは、これからのこの社会の可能性を作っていくことに大きく貢献するなと思いました。そのためにも、やはりNGOが市民社会へ果たす役割というのは大きく、これから先も国でもない企業でもない立場から、国際的な問題や国内の問題を発信していくことが重要だと思いました。
なので、今回で終わりというのではなく、やはり長い目でこれからもかかわっていきたいなという思いが募りました。

さまざまなイベントにもついていかせてもらい、お手伝いで参加させていただいたりもしましたのも良い経験になったと思います。
西さん、えのさんをはじめ、事務局の方もみなさんいい人ばかりで、いろんな話を共感してできてとても楽しかったです。

また、このインターンを通して、さまざまな人、世代も違えばバックグラウンドも違う人に会えて、刺激をうけ、まだまだいろいろな団体、分野、道があるのだと思いました。
戦力になっていたかどうかは別として、自分の興味あることと関わっていけるのは本当に幸せなことだなと思いました。
いったんインターンは終わりますが、これから先も長く付き合っていきたいなと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします(^^)
短い間でしたが本当にお世話になりました。またお会いしましょう!

グローバルフェスタにて。真ん中が日野さんです



(日野)