2015年12月15日火曜日

「ソーシャル・アクション クラス」の最終回!

こんにちは!
ソーシャル・アクション・クラス」コーディネーターの武村です。
ネパールから記事を書いています。

第2回目の記事も書かせていただいたわけですが、それから月日が過ぎるのは早く、12月12日(土)で最終回を迎えました。この2週間もあっという間でした!ちなみに前回のレポートでも「『あっという間』と言っていましたね(笑)」と言っていましたね。しつこいようですが、本当にそう感じます。
進行役は前嶋さん(別名、アクション・ヘアー)
今回の進行はヘアー担当・前嶋さんでした。
そしてさっそく各グループ(全4チーム)からの報告会が始まりました!

最初に手が挙がったのは「在日外国人チーム」。

短期間で多くの人からアンケートを集めて、周囲の人々が在日外国人の方に対してどう思っているのかをみんなに共有したり、夜間中学の見学ツアーに行ったことなどをレポートしてくれました!

私は夜間中学という存在を初めて知り、在日外国人の生徒だけでなく日本人生徒も数名いたことにびっくり!

今回の発表で、私たちと在日外国人の方の考え方にギャップがあることがわかり、いかに相手の立場になって、想像力を働かせて、行動していくかが大切なんだと思いました。

発表を聞き、「いいね!」と「疑問・質問・提案」をフセンに書いて貼りだします。すごい量!
次は「貧困チーム」。

ここはいろんな人に「貧困解決に向けてどんな行動しているか」をいろんな人にインタビューをして、その様子をひとつのムービーにしていました。


いろんな人の「私ができること」を知ることができて、さらに活動の幅が広がる一歩につながったんじゃないかと思います。

普段なら聞けなかった内容や、普段なら話さないような人にインタビューができるというのもこのソーシャル・アクション・クラスが背中を押したからかも知れませんね!

アクションってなんだろう?
を考えた時に「募金」とか「フェアトレード商品を買う」とか、「お金がかかるアクション」が目立つ、という鋭い意見に、ゲストで来てくださったACEの召田さんからもコメントをいただきました。

召田さんは、ノーベル平和賞を受賞したカイラシュ・サティヤルティさんの言葉-「児童労働がなくならないのは貧困が理由ではない。政治的意志が足りないから、児童労働がなくならないのだ」-を紹介しながら「政治的意志って、なんだろう?」という問いかけもしてくれました。

もちろんお金がかかるアクションも多くありますが、かからないアクションもたくさんあります。是非、みなさんもお金がかからないアクションってなんだろうって考えてみてください。


「自分に恋しよう♡」のスライドから始まったのは「自己肯定感チーム」のプレゼンです!

ここは自己肯定感を高めるためのカフェ・イベントを行ったレポートをしてくれました。

初めてイベントを作る人が多かったにも関わらず、安心して話せる場作りやグラフで自分の今いる位置の見える化など、細部までこだわっていたので、参加者の満足度もすごく高いようでした!

内容が気になる人は、今後もイベントをするようなので、皆さんも是非参加してみてください\(^o^)/


最後を飾るのは「食チーム」。

ふっさんの小ネタからスタートした食チームのプレゼン。
皆さん最近「いただきます」って言ってますか?

世界にはフードロスや飢餓など、たくさんの問題がありますが、今自分が食べられるということ、誰かが作ってくれたということに感謝できていないかもしれない!

ということで、いただきますをしている写真を集めて、いただきますを言えることに感謝しよう!というキャンペーンを始めました!

是非みなさんも「#いただきますをありがとう」のハッシュタグをつけて、写真をFacebookであげてみてください!皆さんがあげた写真は「いただきますをありがとう」のFacebookページにUPされるので是非他の人の「いただきますをありがとう」を見てみてください\(^o^)/
(URL:https://www.facebook.com/itadakimasu.wo.arigatou/)


食料問題を解決するときのアクションは、我慢しないといけない場合がありますが、我慢しない誰にでも参加できるアクションなのがいいですよね!

ゲストとしてきてくださっていたハンガー・フリー・ワールドの儘田さんからもコメントをいただき、さらなるアクションにつながればいいですね!

4チームの発表が終わった後、小グループに分かれてふり返りを行いました。こちらの進行役はコーディネーターのひとり、鈴木さん(Oxfam)です。
  • 学んだこと
  • 自分が行動するために何か必要だったか
  • 自分が今後もソーシャルに行動しつづけるために必要なこと
  • 今後行いたいこと
の4つについて、話し合い、どんどん模造紙に書いていきました。




5回という本当に少ない時間でチームのみんなと課題解決に向けて「私にできること」を追求してきたこの2ヶ月。コーディネーターとは名ばかりで、運営として関わらせてもらった私も皆さんから本当にたくさんのことを学びました!


最後にみんなで輪になって、「私にとってソーシャル・アクション・クラスとは?」を発表していきました!
  • 自分を再発見できた場所
  • たくさんのきっかけをくれた場所
  • 自分を奮い立たたせてくれた「起爆剤」
  • いろんな人のいろんな価値観に触れられる場所
  • いろんな問題のことを知って、それぞれをつまみ食いするような「お弁当」
  • 仲間がいる場所
など、たくさんの意見が出ました!

本当にいろんな世代、いろんな興味を持っている人が集まって、色とりどりの個性を輝かせていた、「宝石箱」のような場所だなと思いました(当日は割と普通なことを言いましたが、今思いついたので載せちゃいます)。

そして、最後には皆さんに修了証を授与しました。
ソーシャル・アクション・クラスは最後を迎えてしまったわけですが、ここからが始まりです!



同じ悩みや同じ喜びを達成した仲間たちだからこそ、わかることや相談できること、助けられることがたっくさんあると思います。

たった6回のクラスでも本当の仲間がここにいるので、是非これからも繋がり続けて、みんなで高め合っていきたいですね!


みなさん、本当にありがとうございました!
そして、これからもよろしくお願いします!!
(報告:武村)

2015年12月14日月曜日

『TOKYOアイヌ』の上映会をやりました

新横浜のスペースオルタにて、ドキュメンタリー映画『TOKYOアイヌ』の上映会を行いました。

これは、「DEAR授業づくりサークル」の活動の一環として企画したものです。「授業づくりサークル」メンバーは、夏の北大での「開発教育全国研究集会 in 札幌(全研)」でアイヌの歴史や文化、自然との共生などを分科会やフィールドスタディで学びました。

全研のフィールドスタディで二風谷を訪れた(2015年8月)
すっかりアイヌについて学ぶことが面白くなってしまった私達は、首都圏に住むアイヌの人たちのドキュメンタリー映画があることを知り、自主上映会を行おうということになったのです。

そこで出会ったのが、首都圏アイヌを取りまとめ、中心的な活動を行っている、島田あけみさん(チャシアンカラの会代表)です。「アイヌについて知りたければ自分達も少しは努力して上映会に人を集めるように」とのミッションを受け、代わりに島田さんから上映後に直接お話を聞けるチャンスをもらったのでした。

その結果、会場にはたくさんの来場者が集まり、大変興味深く引き込まれる映画とその後の島田さんの熱い語りをみんなで共有することができました。

たくさんの方がご参加くださいました
「首都圏に暮らす5000人とも1万人ともいわれるアイヌ民族。どこにいようと自らの民族を生きることは、日本人を含め、あらゆる民族に共通の課題としてある。だが、日本の近代化はアイヌがアイヌとして生きることを許してこなかった。その苦難の道を選びとった首都圏アイヌの様々な声がいま発せられる。 

2008年6月、国会はアイヌ民族を日本の先住民族と認定した。だが、その意味を受け止める人びとはまだ少ない。この映画は首都圏アイヌの声を通して、その事実のふくらみを、この時代を生きる隣人どうしが、真正面から受け止めあうために、世に送り出された。」

…という解説がつけられている映画『TOKYOアイヌ』ですが、登場人物一人一人の語りには、それぞれの人生や苦悩、思いが込められていて、大変考えさせられる興味深い内容でした。

前半は、エカシやフチ*の語りと人生史が中心となっていますが、映画が進むにつれて、登場する人たちの関係性が明らかになり、後半はアイヌの未来に向けて若い世代へと焦点が移っていく構成などにも引き込まれるものがありました。苦悩を経験しながらも、今後のアイヌの未来を前向きに考えていこうとする彼らの姿に、私は共に歩むことや、彼らから学ぶべきものがあることを考えました。
*アイヌ語でエカシは「おじいさん」、フチは「おばあさん」という意味。「長老」という意味も。

当初は、映画の主人公として撮影されていた浦野治造エカシの、力強くも率直で素直な生き方には、ほれぼれするものがありました。以前気になって手に入れた本『アイヌ式エコロジー生活』に似たようなおじいさんが写っていたなと思ったら、なんと治造エカシでした!


それに、先日中野で行われた沖縄とアイヌの交流イベント、チャランケ祭でカムイノミという儀式を行っていたおじいちゃんも、治造エカシだったのです。私にとってすごく治造さんが身近に感じられるようになり、彼(彼ら)からもっと色んなことを学びたいなという気持ちです。

上映後には、島田さんの熱い語りを聞きました。小さい頃は隣人のシャモ(和人)を助けて暮らしていたにも関わらず、彼らから距離を置かれて辛い思いをしたことや、結婚後の親戚づきあいで感じた違和感などをきっかけに、逆にアイヌとしての自分を取り戻し、誇りをもって生きる決意をしたという話です。


眼光鋭く心に訴える島田さんの語りに、会場全体が引き込まれていく感じがありました。

アイヌについて身近に感じる人や、まだまだ知らないことばかり、と思う人など参加者は様々でしたが、それぞれが有意義な時間を過ごせたと思います。その後の打ち上げでは、なんとアイヌ解放活動の核であり首都圏アイヌの拠り所ともいうべきフチ、宇梶静江さんとお話する機会を持とうという展開になりました!

終了後、主催者&参加者でふりかえりを行いました
今後の「授業づくりサークル」でどのようにアイヌから学びアイヌをテーマとする授業づくりができるか、楽しみにしているところです。(報告:秦さやか)

■参加者アンケートより(2015.12.15加筆)

  • 自分の無知がひらかれる思いでした。すぐ近くの新横浜で、アイヌの人たちの活動があるなんて‥、驚きの連続でした。
  • 自分が「倭人」だったということに、ショックを受けた。アイヌのことを教育の中でしっかり扱っていくべきだと思った。
  • アイヌの人から直接語られるアイヌの人びとの思いや苦難など、初めて見るものばかりで来てよかったです。
  • 当事者が声をあげているのに、マジョリティが無視している。構造的に見えなくしている状況には、怒りを感じる。
  • 新宿、横浜、芝、都庁など、見慣れた風景の中にアイヌの人たちの活動があることに全く今まで気付いていませんでした。
  • とてもよい映画でした。アイヌの人たちがどんな思いで生きてきたか、伝わってきました。アイヌを捨てるために東京に来たのに、アイヌを求める‥。民族のアイデンティティー、自分は何者なのかという思いが湧いてくるものなのですね。

2015年12月9日水曜日

フリースペース「えん」でワークショップ2015年度   第3回「自分らしさについて考える」

11月4日(水)、フリースペース「えん」での連続ワークショップ、第3回目を行ってきました!

回を重ねるたびに、子どもたちと深い議論ができるようになってきましたが、今回は、ずっと一緒に考えてみたかった「自分らしさ」をテーマとして設定しました。

ながれは以下のように作りました。
  1. 導入「女性らしい顔」「男らしい顔」を見比べてみよう。
  2. 50色の折り紙から、「自分の好きな色」「自分を表す色」「○○さんのイメージの色」を選ぶ。
  3. カラフルなクッキー「ステンドグラス・クッキー」を食べながら休憩。
  4. NHK映像「男らしさ、女らしさって何?」を観る。
  5. ゲスト竹内清文さんとお話しタイム。「セクシュアリティの三要素」をやってみる
まずは、この写真をご覧ください。

この2枚、同じ写真に見ますが、よく見てください。実は、加工されています。
子どもたちは見事に違いを当てました。
「眉毛が濃い」
「あごが細い」
「目のかんじが違う」などなど。

そうなんです。これは、フェイス・ファクトというウェブサイトで「女っぽい顔」(写真左)、「男っぽい顔」(写真右)、に変形させた写真なのです。

何人かの人物の写真を変形させた写真を用意して、「どっちが好み?」「どっちの方が好印象?」と聞き、せーの、で指をさしてもらいました。
わいわい盛り上がり、それぞれ自分がそう思う理由を話しました。
私のブラジル人の女友だちは男っぽく加工されたものを選んだ話とその理由を紹介しました。
みんな、好みはいろいろです。

次に、50色の折り紙を机いっぱいに広げます。
とても綺麗です。

この中から、「自分の好きな色」「自分を表す色」「友だちのイメージの色」を選びました。

「○○ちゃんのイメージは薄いピンク色かな」
「僕はよく着ている服のイメージで、水色」
「どの色の感じも薄くて統一されてるね!」

みんなで色を選び合い、選んでもらった子どもたちは少し照れていました。友だちの性格や雰囲気を色であらわすって、いいところ探しをするのと同じで、素敵です。


NHK for Schoolのビデオ『男らしさ、女らしさって何?』を観たあとに、今日のゲストである竹内清文さんの登場です!まずは、「セクシュアリティーの三要素」をやってみました。

「からだの性」
「こころの性」
「好きになる性」
のそれぞれについての自分の位置を、考えます。


「こんな風に考えると、こころの性は中間あたりかな~」
「男だから好きになるとかじゃなくて、好きになった人が男だっただけでしょ」
「この線の上には乗らない、いつもコロコロ動いている感じだな」

キヨさん(竹内清文さん)の場合は、どうでしょう?
ご自身について、紹介してもらいました。

キヨさんの「からだの性」は男性、「こころの性」も男性、「好きになる性」も男性です。小学校高学年のときに男の先生に憧れを抱いたことで気が付いたこと、大きくなるまで誰にも言えなかったこと、大学生のときに自分と同じような仲間を見つけたことなどをお話ししてもらい、たくさんの質問にも答えてもらいました。

アメリカ、カリフォルニア州に住んでいたときには、みんな違っていてるのが当たり前で、それぞれの意見やスタイルがあったそうです。

「例えば、カフェに入って、一人がオレンジジュースを注文すると、隣りの人はビール、その隣りの人は水、その隣りの人は何も飲まない、っていうことになったりするんだよ」

日本だったら、どうでしょうか?
隣りの人がビールを頼んだら、私もつられてビールを注文してしまうかも…。大して飲みたくなくても…。そんなことをふと思ってしまいました。


キヨさんのお話をみんなで長いこと聞いていました。キヨさんのハッピーな雰囲気が楽しい空間を作っていました。
キヨさんのメッセージは、「どんな自分もそのままでOK!」
それが子どもにも大人にもダイレクトに伝わってきました。

こんな風に誰しもが、違って、自分らしくいれることがとても大切だよな、と心から感じた回でした。
(報告:星)

【おまけ】ゲストのキヨさんのブログにもレポートが掲載されています。
http://takeuchikiyofumi.ti-da.net/e8099333.html

2015年12月7日月曜日

ボランティアを終えて

福島第一原発事故の後に開かれた原発セミナーに参加したのがきっかけでDEARを知りました。事務所での発送作業、教材作りの下調べ、アンケート集計などのお手伝いに加え、講師派遣で実際学校や団体に赴き、ワークショップのアシスタント役としてお手伝いできたのはとても楽しかったです。

また、ボランティア特典として入門講座に参加させてもらえ、様々な授業を体験でき、教材に触れられたのは、とても貴重な経験となりました。

事務所での普段の会話からも色々と学ぶことがあり、ボランティアを通して“お手伝いをした”というよりも、こちらが学ばさせてもらった事の方が多く、とても感謝しています。

DEARスタッフの教育や社会に対する姿勢の在り方は、とても熱く、普段友達とは話さない政治や教育についての意見を交わせて、生活を見直すきっかけにもなりました。「自分が行動を起こさなければ何も変わらない」という意識は、これからもずっと持ち続けていきたいです。


また機会がありましたら、ボランティアとして戻ってきたいと思います。その時はよろしくお願いします!本当にお世話になりました。ありがとうございました。
(大塚景子)

2015年12月3日木曜日

「ソーシャル・アクション クラス」第4回レポート

こんにちは!ソーシャル・アクション・クラス、コーディネーターの前嶋です。
11月27日(金)に開催した第4回クラスのレポートをお届けします。

全6回中の4回目。もう終盤です!
この2週間もあっという間でした(前回の様子はこちら)。ちなみに前回のレポートでも「あっという間」と言っていましたね(笑)。

今回の進行はこのクラスのコーディネーターで、DEARの理事もしている田中浩平さんでした。


まずは恒例のアイスブレイキングから!
今回、佐久本さんと池上さんがやってくれたのは、「嘘つき自己紹介」。
みなさん、やったことはありますか?


やることは至って簡単。自分について3つ話をして、そのウチ1つがウソ
聞き手は、どの話がウソだったかを当てる、というものです。

やることは簡単ですが、実際考えるとなると悩む~!
普段は事実を話すのが基本の自己紹介。
みんな、いい人だからかウソをつくのがなかなか難しいのかな…。
悩んでいる人が多かったように思えました。


見た目のことはすぐ分かるから、より内面のことを出さなきゃいけないこのアクティビティ。ひとりひとりの意外な一面を発見できた楽しい時間でした。
一緒に学ぶ仲間にもっと興味が湧いてきますね!

そして本題!
今日の目標は『この2週間でどんなアクションをするのかを決める』!これに尽きます。
全体で集まるのは、今日を合わせて全部で2回。

スケジュールを改めて確認すると、おぉ…、時間が…。
ちょっと本気出さないと…と、緊張感が高まったようでした。
ほんと、時間は限られていますもんね…。

アイスブレイキングをしたグループで、自分のチームの進捗状況シェアからスタート。チーム毎の作業が中心なので、ほかのチームの進み具合が気になるところ。

進捗・うまくいっていること・うまくいっていないことを各自が共有。全体的には、『順調に進んでます!』というチームは少ないようで、会えていない期間の情報交換や意見のやり取りに苦労しているところもあるようでした。

一通りシェアした後は、グループに分かれてのワーク。
最後に決定事項の発表があるので、そのプレッシャーもあってか、各グループの意見交換もアツく行われているように感じました。

僕も【貧困チーム】の話し合いにまぜてもらいました。
貧困チームは、世の中から貧困をなくそう!というテマでアクションをしていくことを決めましたが、
現状だと、やりたいことが壮大で、今回のソーシャル・アクションクラスの中では取り組みきれない、という話になりました。
そこで、もうちょっと的を絞ることに・・・。

「自分個人としても、アクションをしたいが何をしていいかわからない」
「その一歩を踏み出せるヒントを集めてみたらどうか?」
「実際に活動している団体もあるし」
「話を聞きにいくのといっしょに、写真と動画を取るのはどうか?」
悶々としながらもいい意見が飛び交っていました。
異なる考えをチームとしてひとつの答えにするのも容易ではありません。
でも何だかカタチになりそう~!

あっという間に時間は過ぎて、最後に各チームから何をすることになったのかの発表と、みんなに協力をお願いしたいことを発表しました。


アクションの内容はひとまずヒミツにしておいて(お楽しみに!)。
他のチームへお願いしていたことは、
  • 「いただきます」をしている写真を撮って送って欲しい
  • 貧困の解決について活動している団体を紹介して欲しい
  • 自主開催するイベントに参加して欲しい
  • 在日外国人に関するアンケートに協力して欲しい
などといったものでした。
これらのお願いごとが各チームのアクションの素材になって、12月12日(土)のプレゼンテーションで発表されるワケですね。なるほどなるほど~!

この日のクラスのみなさんの集中力はとても高く、
チームとしてのまとまりもグッと強くなって、
いよいよアクション!という具体的なカタチが見えてきました。
12日の発表が楽しみです。

僕たちコーディネーターもいっしょになって、
各チームのアクションをサポートしていこうと思います。
(報告:前嶋)

2015年11月30日月曜日

BLDC in ベトナム 第3~6日目レポート

6日間の研修のうち、3日目からの後半部分をまとめてリポートします。

毎朝8:30から30分間、担当グループのアイスブレイクが行われます。
体を動かす歌や頭を使ったゲームなど、和やかなムードが作られ、目も覚めます。研修にも慣れ、遅刻する参加者もでてきました。
実は、私も前日の夜中まで新しい友だちたちと盛り上がり、起きられなかった日もありました…。
全身で文字を書くアイスブレイクの様子
研修前半(1日目・2日目)は、成人教育・生涯教育について「自分の団体・活動地域・国」での見方を紹介し合い、「ベトナムの取り組み」も学びました。
後半は「グローバルな視点」を取り込んだ内容に移ります。

上條直美さん(DEAR代表理事)のファシリテートで教材『世界がもし100人の村だったら』をつかったワークショップを体験しました。


まず、『100人村』のコンセプトを聞きます。
こんなにもアジアのさまざまな文化をもった人たちが集まり、ワークショップを体験するのは、私自身初めてです。

役割カードをもらい、カードに書かれた挨拶で集まったり、自分の住んでいる大陸を表すロープの中に入りました。どれほどの割合の人たちがアジアに沢山住んでいるか、実感しました。

アジアに暮らすたくさんの人びと
「大量消費の生活を恥ずかしく思う。気候変動の原因とされる温室効果ガスを多く出す私の国を情けなく感じる」とニュージランド出身の方から感想がありました。自分の生活を見直すきっかけになったのかもしれません。

私も同じことを毎回の開発教育ワークショップを通して、感じます。
小さなことですが、アクションをしてきました。ファスト・ファッションの購入を避けたり、食べ残しをしないようにしたり、シャンプー使用を止めたり。

しかし、ベトナムでできなかったことがありました。
ある日の夜、友人たちと街を歩いているとき、一人が吸っていたタバコを地面に捨て、足で火を踏み消しました。
もう一人は、街路樹のすぐ脇にタバコを捨てました。
私はそれを見て、足を止めたものの、何も言えませんでした。
どうして何も言えなかったのでしょうか。
「新しくできた友だちに嫌な風に思われたくない」という気持ちが強くあったからでしょうか。
とっさに言える言葉が思いつきませんでした。
もしくは、私が何も言わずに吸い殻を拾うこともできたかもしれません。

タバコを道端に捨てるのは、本当にちょっとしたことかもしれません。
しかし、研修で話し合われていることを、自分の生活の中で置き換え、変化させていくことが必要だと私は思うのです。
何もできなかった自分自身のあの時の気持ちは、今でも残っています。
次に同じ場面に出くわしたら、果たして、私は上手く自分の気持ちを伝えられるくらい、進歩しているでしょうか…?

テーマを紙に書き、仲間探し。
研修も終盤を迎えるころ、「自分が何を学び、自分の実践において何をやっていきたいか」というテーマを紙に書き、仲間探しをしました。

私は大変悩み、この数日間の学びを振り返りましたが時間が足りず、慌てて「開発教育を通しての批判的思考」と書きました。
案の定仲間は見つからず、一人ぼっちになった4人が集まり、自分の選んだテーマについて共有しました。
話してみると、書かれたテーマの言葉は違えど、内容はかなり近いということが分かました。
「若者のリーダー」と書いた人は「どのように若者が問題意識を持ち、リーダーシップをとって問題解決に向かえるか」ということについて、特に実践していきたいと言っていました。
私は、「どのように問題に気づくか」という点で、「批判的な見方」が必要だと感じたため、リーダーシップには欠かせない視点だということを話し合いました。

オーストラリア出身の人に「日本は民主主義の国じゃなかったの?」と聞かれました。それは、9月に成立した安全保障関連法について紹介した際に、デモの様子の写真を見せたときに聞かれたことです。

私はこれまで、ただ漠然と「日本は平和な国」「日本は民主主義の自由な国」と思っていました。それを疑ったことはありませんでした。
本当にそうなのか?と疑問を持ち始めたのは、政府による政治の進め方やニュースの報道、教科書の内容、資料館の展示などを批判的に見ることができるようになったからです。それから、たくさんの疑問や気になることが増えていきました。

「今のままで大丈夫」と思っていれば、「問題」に気づくことはできません。

アジア・南太平洋の仲間たち
フィリピンでは3つの季節がある、と参加者の一人が紹介しました。
「1.雨の季節(雨季) 2.乾燥の季節(乾季) 3.選挙の季節」
これには、参加者みんなが笑いました。
しかし、心の中ではちょっと羨ましいなぁと私は感じていました。
フィリピンでは、政治が自分たちの暮らしに密接に関わっていることを実感しているのかもしれません。

このことは、研修で話し合われている「教育」についても同じことが言えます。現状の教育政策に対して、教育をめぐる文化に対して、疑問や問題意識を持っているからこそ、変えよう、良くしようという動きが生まれています。

アジア、南太平洋16カ国から集まった人々のパッションから、再び私の中の「日本の教育はこれでいいのだろうか」という疑問が浮彫りになりました。

私も今回の研修でできたたくさんの仲間と共に、自分を変化させ、周りへ波紋を広げながら、同じ目標を目指したいと強く感じました。

本当に素敵な仲間たちができました。

研修の最終日にみんなの笑いをいちばん得たのは、モンゴルからの参加者による「上條さんのものまね」でした!
上條さんのものまねをする参加者(おもしろい!)
アニータさん(左・ASPBAE事務局)と上條さん
これには、参加者にみんなで大爆笑!(もちろん上條さんも)とっても楽しい時間が流れました。
こうやって楽しい時間を共有したことは、何年経ってもみんなで語らうことができる大切な思い出です。

6日間、ひたすら「教育」について考える研修でした。
自分自身について、DEARについて、日本について、客観的にふりかえることができる大変貴重な時間でした。
さらに、ベトナムの政府主導の生涯教育の政策について知ることができたこと、グローバルな課題について参加者のさまざまな経験と視点を持ち寄って話し合えたことは本当に有意義でした。

このような人々に巡り合え、この研修に参加させていただくチャンスを与えてくださり、ありがとうございました。
少しずつ、学んだことを整理し、どんどん前進していきたいと思います!
(報告:星)

2015年11月24日火曜日

韓国の国際シンポジウムで報告しました

こんにちは。事務局長の中村です。
11月18日(水)に、韓国の教育開発協会(Korean Educational Development Institute/KEDI)が主催する「地球市民教育に関する国際シンポジウム~21世紀の先生のために、地球市民性教育への旅」にゲストとして参加しました。


シンポジウムはソウル市の中央郵便局の最上階にあるホールで開催され、教員やNGO、自治体や国際機関などから100名の参加者が集いました。KEDIの研究「韓国の学校におけるGCED※の実践と課題」の一環として、世界のGCEDの取組の現状や課題を共有することが目的です。報告者は私の他に、カナダ、英国、韓国の研究者、実践者でした。
※GCED=地球市民性教育(Global Citizenship EDucation)

カナダからは、アルバータ大学の教授、Karen Pashby氏が「多文化社会の中の地球市民性教育-国内・国際的な視点からカナダの事例」というタイトルで、多文化社会のなかのGCEDを批判的な視点で報告。200以上の民族が住む多文化社会、カナダの教育は州によって異なり、国定カリキュラムはありません。ご自身も高校で教えていた時に、クラスには40の言葉が話されていたそうである。しかし、生徒がそれだけ多様なのに、教員は多様になっていない、と言っていました。

多文化教育のチャレンジとして挙げていたなかで、以下の2つが印象に残りました。
  1. 人種差別主義の根本的な原因や植民地主義を扱っていないこと
  2. 「不適切な教育(mis-education)」について考えるべきである。(指導者は)常に注意を払い、不快に思える声や、教える準備ができていないことに気づくことが重要である。
批判的なGCEDの「批判的」の意味は、
  • 正解・不正解、偏っている・偏っていない、良い・悪い を超えていること。
  • 学習者が、自分自身の経験の枠組みに気づき、そのトピックにどのようにアプローチするかを考えるスペースを与えること。
  • 異なる人生経験は、異なる世界観をもたらすことに気づくこと。
  • 見えにくい、繰り返される不平等な力関係を見えるようにすること。
これらはまさに、開発教育をはじめ、変革を目指す教育におけるチャレンジだと思いました。カレンさんはヨーロッパでも活動しており、今回招かれた理由は、ツイッターのつぶやきを、ユネスコアジア太平洋国際理解教育センター(APCEIU)の職員が拾い「批判的だから、ぜひ、話して」と言われたそう。

韓国からの報告は、「韓国の学校におけるGCEDの実践と挑戦」と題して、KEDIの李氏と延世大学の朴氏によって行われました。韓国政府は、2016年より、GCEDを進めるための予算を、年間22億ウォン(約2.2億円)準備しているという。

しかし、調査によると、100の小学校・中学校・高校の中で約30%の学校が実施していると答えているが、2000人の教師の6割がGCEDを聞いたことがない、という結果が出たとのこと。日本のESDと少し似ている。実施のためには、制度的にも支援が必要であり、学校文化も含めて変えていくことが必要で、そのために各自治体からの資金的援助が必要だと、結論付けていました。

英国からは、Think Global事業部長のMonika Krusemann氏から「挑戦と変化-英国の学校におけるGCED」と題しての報告が行われました。Think Globalは、もと英国開発教育協会(DEA)。数年前から、開発教育という言葉の代わりにGlobal Learningを使い、政権が変わっても、資金を得られるように、団体名もThink Globalに変えています。

英国政府は、今までのように各地の開発教育センター(DEC)などを複数支援する代わりに、英国全土の約半数の学校にグローバル・ラーニングのプログラムを実施することを目的に、大きな機関(NGOも企業も含む)に絞って事業を委託しています。Think Globalはこの事業を受託している機関のひとつ。グローバルラーニングの難しさとして、以下の4つが挙げられました。
  1. 学校の政策とリーダーシップ
  2. 資金
  3. 内容
  4. カリキュラムと評価
内容については、複雑な世界の問題を教えるのに、教師の自信がないことが挙げられました。そして、世界の“北側”の意識を改めることが重要であることも。しかし、グローバル・ラーニングは、公式なカリキュラムではないので、評価が十分ではなく、そのため、注目を集めることが難しい、という悪循環になっていること。

また、評価については、授業前と後で生徒自身がアンケートに答え、自分の学びを確かめることができるウェブページがあり、面白いと思いました。

そして、日本からは中村が報告。GCEDがテーマであったが、日本には、地球的な課題を扱う教育活動がたくさんあることを説明し、開発教育の説明やDEARの活動をお話ししました。また、既に韓国語に訳されているDEARの教材も紹介した。ESDの好事例として、ホール・スクール・アプローチで進めている、横浜市立永田台小学校の事例を紹介させていただきました。

特に、先生方が持続可能な働き方をするために、事務作業を減らす話し合いをしている、ということに、共感の声が上がっていました。

日本における市民性教育の可能性、難しさと共に、GCEDやESDを授業だけでなく、学校全体、地域全体の文化として進めるための方法、そして、GCED・ESDは、新しい教育目標のなかで、変革のための教育として紹介されているが、変革のための教育であるならば、現在の政策や制度、教育のあり方を見直していく必要があることを、問題提起しました。

結果的に、カレンさんやモニカさんの提起した課題と共通点が見えてきましたが、今回のシンポジウムは、それを議論するのではなく、各報告者に対するコメンテーターがコメントする、というものでした。

私の報告についてのコメンテーターは、ソウル市の高校の校長先生で、自分自身の学校で行っているプログラムを紹介しました。また、NGOの役割について質問があったので、NGOと教員が一緒に研修をしたりプログラムを開発することの重要性を話しました。韓国には、既にESDや国際理解教育の実績、多様な市民活動がありますが、それらとGCEDはあまりリンクしていないようでした。

今回、参加者が質問する時間はほとんどなく、聞く一方であったことは残念でした。報告後、多くの参加者から、教材やプログラムについて関心があると、声をかけられました。分科会などを設けたりして、もう少し話す機会があると良かったと思います。



GCEDやESDを本当の「変革のための教育」にするために、やはり、今までの延長ではない枠組みや思考が重要だと改めて思いました。カレンさんが批判的アプローチの中で「何をアンラーン(学びほぐす)することが必要か考えること」を挙げていました。特に多数派の意見、力をもっている側の発想、当然と思っている考えを、一度捨ててみる、そこから見えてくる世界があるはず。このような議論を国内・外ですすめていくことは、とても大切だと改めて思いました。
最後にこのような機会をいただいたことに感謝いたします。
(報告:中村) 

2015年11月20日金曜日

BLDC in ベトナム 第2日目レポート

2日目は、グループワークから始まりました。
参加者は5つのグループに分かれて、基本的にそのグループでアクティビティを進めます。私のいるグループは「C」で、名前は「Success=成功」に決めました。というのも、メンバーの中に「Win」というニックネームのフィリピン人の男性と、「Rich」という名前(本名)のカンボジア人の男性がいて、そこからグループ・ネームが決まりました。


2日目、最初のアクティビティは「生涯教育における原理・方針は何か」について、メンバーの経験を紹介しながら、キーワードを洗い出すことでした。

スマホを使った実践を試みているという話、通信機器の代わりにラジオやテレビ番組を使っている話を聞き、また、教育システム自体に疑問を持っているなど、各国の団体の活動や実践者の経験を詳しく聞くことができました。

次に、ポスター作りです。
共有した実践を絵で表してみます。


実践の共有を始めた際、「美しいポスターを完成させること」が目的になっていました。
「急いで描こう」「もう話さなくていいから、描いて」など、焦りを感じたメンバーが他の人を急がせるシーンが多々ありました。

私は、最初は黙ってその様子を見ていましたが、居てもたっても居られなくなり、メンバー全員に向かって発言しました。
「このアクティビティを通して私たちは何を学びたいのかを、まず考えようよ。実践や経験を共有してアイディアを得ることがコースに望むことであるならば、ポスターを完成させることではなくて、話し合うプロセスにフォーカスしようよ」と言ってみました。
「そうだね、その通り」と同意してくれ、ほっとしました。

しかし、空気が変わったのもつかの間。
すぐにまた急ぐムードになってしまい、結局ポスターを急いで完成させてしまいました。
言葉や文化、年齢、立場などいろいろなことが違う人たちと一緒に一つのことに取り組むのは、簡単なことではないと改めて感じた瞬間でした。


午後は「コミュニティー・ラーニング・センター」(以下、CLC)を訪れました。
ベトナムでは教育省の傘下にCLCがあり、各区内に設置されています。日本の公民館をモデルにしているという説明もありました。

そこでは、昼間働いている若者へ向けた授業や識字教育、農業従事者に対する研修など、さまざまな生涯教育が行われています。区の少ない予算と参加者の参加費で運営されており、講師はボランティアが基本だそうです。


私たちが訪ねたのは小学校の一部屋をCLCとして使っている所でした。
副代表の方や先生たちよりCLCの説明を聞きながら、私たちにはさまざまな疑問が生まれました。

私が質問したのは「コミュニティーの声をどのように聞いて、研修を決定しているのか?」というものでした。市民に対して5ページに渡るアンケートシートを書いてもらっているようですが、そのアンケートを集計し、研修の有無を決定するのは市だそうです。
私の疑問はそこにありました。

限られた予算で研修を設置し、開催するのは簡単なことではないと感じたからです。また、小学校の一部屋をCLCとして市民に開放しているのですが、果たして誰しもに開かれている環境でしょうか?研修に参加する学習者が、小学校の門をくぐって参加することに抵抗はないのでしょうか?

また、アンケート調査について、例えば字が読めない人にとって、アンケートに答えることは簡単なのか、本当に市民の声がアンケートに表れるのか、など、疑問がたくさん湧きました。
実際に研修が行われている様子を見学させてもらえると、より具体的に知ることができるのではとも思いました。

ベトナム北部出身でNGOスタッフの参加者によると、30%のCLCでのみ、研修が開かれているそうで、活発に機能しているとは言えないそうです。
カリキュラムも政府の定めたもの使うそうで、中央集権のネガティブなポイントを指摘していました。
ますます、CLCについて知りたくなったと共に、日本はどうだろうと考える機会になりました。

夜は、ナイトマーケット、サイゴン川、パブへ繰り出しました。
文化は違えど、ガールズトークは尽きません!


ニュージーランド出身でマオリの女性に「おはよう」はマオリ語で「アツァ マリエエ」だと習いました。

「アツァ」は「朝」、「マリエエ」は「平和」だそうです。発音もしやすく、「アツァ=朝」ということには二人で驚きました。明日も楽しみです!
(報告:星)

2015年11月19日木曜日

「ソーシャル・アクション クラス」第3回レポート

こんにちは。事務局スタッフの八木です。
10月から始まったこの「ソーシャル・アクション クラス~自分をソーシャルにする!開発教育ワークショップ~」も、あっという間に3回目となりました。今回から、いよいよグループに分かれて「作戦会議」に取りかかります。

まずは、前回決めた担当者の小山内さん&鈴木さんによるアイスブレイキング。全員で円になり、手をつなぎます。ファシリテーターが「チョキ」を出したら右手は握って、左手は逃げる!という、左右の手で違う動きをしなくてはならないゲーム。左手を掴まれてしまった人は、輪から抜けねばなりません‥。途中、ファシリテーターが不意をつく動きや小話を繰り出し、みんなを翻弄。混乱したけど、おもしろかった!

今回は、冒頭に前回に出た2つの宿題をグループで共有しました。
  1. 周囲の人々に趣味(や社会問題に対して行動している人には、その社会問題)について、その活動をはじめたきっかけと今も続けている理由をインタビューすること。
  2. 関心のあるテーマについて活動している団体や個人、活動の例。
趣味や何かの行動が続く理由には、「無理がない」「好きだから」「仲間がいるから」「担う人が少ないから」「ほめられたから」など、さまざまな事柄が見えてきました。


そして、とてもたくさんの団体や個人、活動の例が持ち寄られました。事例を聞いているだけでも「そんな取り組みがあるんだ」「へぇ~」と思うモノがたくさん。それぞれの団体や活動には、いろんな側面・要素がありますが、今回は持ちよった人が「その団体や活動の、どんなところに共感するか」を話しながら、以下の4分類に分けてみました。
  1. 支援系アクション
  2. 「しくみ」を変える系アクション
  3. コミュニティをつくる系アクション
  4. 自分をソーシャルにする系アクション
持ちよった団体・活動を「どんなところに共感するか」で分けてみる
「作戦会議」に取りかかる前に、コーディネーターの私たちが、これまでにやったことのあるアクションの事例をぱぱっと紹介しました。例えば‥

マイ水筒を持ちあるき、周りの人に見えるところにどーんと置く(波及効果あり)。
カジュアルに社会問題について話し合うカフェ・イベントを企画
オフグリッドの家を自分たちで建ててしまうプロジェクトに参加
社会課題を発信する路上パフォーマンスを実施
FBなどのSNSで知ってほしい話題をシェア
行ってみたい場所にイベントやゼミ調査を名目にイベント化して行ってしまう。
また、おすすめ動画もご紹介しました。


知ってほしいテーマや伝えたいメッセージを動画にしたり、面白い動画を見つけたらSNSなどで共有するのも一案ですね。

さて、残りの時間はグループごとに具体的なアクション・プランを考える「作戦会議」です。「ミニ・アクションOK」「(複数アクション)同時並行OK」として、やりたいこと、アイデアを出し合いました。

そして、あっという間に終了時間。続きは各グループで連絡を取り合い、検討することになりました。その後、寄せられた感想を2つご紹介します(真逆な感想となりました)。
  • これまでアクションを起こすとなると大掛かりな印象でした。しかし、水筒キャンペーン等、普段の生活を少し変えるだけでもアクションになると気付きました。紹介していただいたアクションの中で、動画が一番インパクトがありました。ストーリーがあり感情移入しやすく、わかりやすいからです。ただその分、間違った誘導をしてしまう可能性もあると思います。受け手は、ただ情報に流されるのではなく、作り手の気持ちを考えると、真意が見えてくるのではないかと考えました。
  • それぞれが探してきた団体や活動の発表を通じて多くの人が社会活動に興味を持ち、それぞれの想いを実現させるために行動されているんだなと学ばせていただきました。そのイメージがあるためか、「アクション」をとても大きなことと捉えてしまっている自分がいます。
次回は、グループ毎に進捗を報告し、さらにプランを検討します。
(報告:八木)