公開ワークショップ「18歳選挙と市民教育」開催レポート

初めまして、ボランティアの高階(タカシナ)です。
餃子の香り芳しい栃木の某市から、週一で事務局に通っています。

さて、先日5月28日(土)の会員総会の第一部として、公開ワークショップ「18歳選挙と市民教育」が開催されました。

今年から選挙年齢が18歳に引き下げられ、7月の参議院選挙では早速、投票する権利をもつ高校生もいます。DEARでは「学校でどう教えたらいいんだろう…?」「初めての選挙、不安だな…」という人にぴったりな新作教材『18歳選挙権と市民教育ハンドブック』を作成しています。今回はこの教材を初体験しました。
18のアクティビティが収められた『18歳選挙と市民教育ハンドブック』(DEAR, 2016)
最初は、選挙にまつわる小話から。
理事の田中治彦さんからは「選挙権が18歳からになれば、自分の馴染みがある近所の投票所に行ける」という話がありましたが、まさにその通り。

「犬はいつから大人になる?」からはじまった田中さんのおはなし。
私が大学生の頃は、住民票を実家のままにしていたので、投票所入場券が現住所に届かず、投票しそびれた…なんてこともありました。自分の育った街で最初の投票に行けるというのは、第一歩が踏み出しやすくなりますよね。

続いて、評議員の近藤牧子さんによるワークショップ本編です。

近藤さんは大学で学生たちと実施した「わたしのことばで日本国憲法」や「模擬投票」のエピソードもお話ししてくれました。
日本国憲法を様々な言葉で朗読するアクティビティ「わたしのことばで日本国憲法」では、ネットの言葉、山形弁、ルー大柴風のなんちゃって英語(!)などなど、様々な言葉で憲法を書き換え、朗読します。

同じ内容でも、言葉が変わると印象ががらりと変わりますね。憲法には「公共の福祉」や「主権」など、一見説明の難しい言葉が並んでいますが、自分の普段使っている言葉や他人に伝えるための言葉では、どう伝えればいいのでしょう。書き換えを考える中で、自分で憲法を反芻する機会にもなりました。

マニフェストをよく読むと「ん?なんだこれ?」という言葉がたくさん。思わず、笑ってしまうようなものも‥
続く、「模擬投票をやってみよう」では、気合いを入れて文京区選挙管理委員会から投票箱と記帳台をお借りしました。投票箱みたいな大事な物は厳重に管理されているのかな、と思いきや、案外簡単に借りることができました。

投票箱も記帳台も折りたたんで簡単に運ぶことができます。軽い!
本物の投票箱を使うと、模擬選挙といえどリアリティと緊張感が倍増です。学校などで模擬選挙を検討中の方は、お近くの選管に是非問い合わせてみてください。

わたし(タカシナ)も投票しました!
投票にあたって、実際の各政党のマニフェストを読み比べたのですが、実際にここまで深く見比べたのは初めてでした。政党の名前に左右されたり、注目される政策にだけ目をつけたりしがちですが、細かく読み解いていくと多くの発見がありました。全体を通して、大人自身の選挙への向き合い方も問われるワークだったと感じます。

では、そろそろ餃子の都へ帰ります。さようなら。
(高階)

コメント

人気の投稿