2016年11月8日火曜日

東南アジアのユースと「貿易ゲーム」国づくり編!

こんにちは、ボランティアの高階です。

10月31日(月)、日本アセアンセンターにて「貿易ゲーム・国づくり編」を開催しました。参加者は「東南アジア青年の船」に参加している日本とASEANの青少年39名、ASEAN-日本間の協力を課題別テーマとして選んでいたグループです。ワークショップの公用語は英語です。

各グループが1つの国となり、首相、外務大臣、産業大臣、情報大臣、市民の役割を決めた後、通常の貿易ゲームと同様に商品を作ってマーケットで換金します。ここからが通常とは少し異なり、手に入れたお金で国にとって必要なもの(教育、食糧、医療、交通機関など)を購入して国を作っていく…という流れです(すすめかたやカードは、「新・貿易ゲーム」の応用編に載っています)。

ゲーム開始と同時に黙々と商品作りを始めるグループ、周囲の偵察にまわるグループ、交渉をするグループ、どこかへ走り出すグループ…かなり荒れ模様のゲームでした。何より交渉がとても活発で、至る所ですごい勢いの話し合いが行われていました。

日本人にありがちな「○○してもいいですか?」という質問は一切なく、交渉しまくる皆さん。
商品を作ったり方針を話し合ったり他チームと交渉したり、、、参加者はそれぞれ大忙しです。

国づくりのお買いものタイムに多くのグループが最優先で購入していたのが「食糧」。ふりかえりでも「人々にとって欠かせないものだ」「日々の生活で絶対に必要」という声が上がっていました。やみくもに購入すれば良いわけではなく、購入の優先順位を各グループなりに考えているのが伝わってきました。
商品はマーケットで換金。ボランティアの滝本さん(中央)もマーケット役として大活躍でした。
印象的だった点があります。
私は今回NGO役でした。通常であれば「資源や資金の足りていない最下層グループにプチ援助をする」ことが役割なのですが、中間層にあたるグループからも「私たちはあっちのグループより酷い状態なんだけど!お金もないし資源もないし!あなたは私たちに何かしてくれるの!?どうなの!?」と声をかけられたのです。

たしかに、そのグループは最下層(予想)のグループに比べ、スタート時点では有利な状況でしたが、政策の失敗で資源・資金の「枯渇」状況になっていたのです。現実に起こり得る状況でもあり、国際協力の判断の難しさを自分自身も体験した場面でした。

ふりかえりでは、国家間の交渉や協力の重要性、知識・技術の共有などが公正な社会づくりのために必要だという意見が出ていました。また、自分たちのグループが苦しいにも関わらず他のグループに協力していたグループもあり、大きな拍手を浴びていました。

ふりかえりでは多くの参加者が積極的に自分の意見を表明してくれました
大盛り上がりのなか終わった今回の貿易ゲーム。参加していた彼らがまさしく「国づくり」を担う世代になった頃、アジアの様子がどのように変わっているか、期待していきましょう。-自分も頑張らねば。
(高階)

※事務局スタッフより:DEARでは英語での講師派遣も受け付けております。詳しくは、こちらをご参照ください。

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