大学1年生と「難民問題を考えてみよう」ワークショップ

こんにちは。DEARの照内です。

去る10月25日(水)、聖心女子大学4号館にて、「難民問題を考えてみよう」ワークショップを行いました。今回は聖心女子大学の1年生全員を対象にして、4号館の各教室、1階のBE*hiveを使って、各部屋30~80人ごとのワークショップを実施しました。このワークショップを通して、難民問題をはじめとした世界の問題を考えるきっかけになるよう、BE*hiveの紹介もしながら行いました。

現在「難民・避難民」をテーマに展示をおこなっています

BE*hive(ビー・ハイブ)とは

最初に、DEARが企画運営を行っているBE*hiveが、どんな場所で、どんな展示をしているかの説明をしました。9月にオープンしたばかりですが、BE*hiveに既に来たことのある学生もいる中、まだ来たことのない学生も多く、より興味関心を持ってもらえるよう、学生に質問をしながら説明を行いました。

UNHCRが難民の方々に渡している支援物資の実物もあります
アイスブレイク

アイスブレイクでは、「バースデー・ライン」を行いました。全員に立ってもらい、言葉を使わずに各自ジェスチャーで自分の誕生日を相手に伝え、誕生日順に一列に並んでもらいます。大人数の教室では、2つにグループを分けてどっちのグループが早く並べるかを競いました。なかなかこのような大人数でやることは無いですが、皆協力しながら素早く並べていました。

ミニワークショップ

今回は、「ロンドン在住の11歳の女の子が突然難民になったら」というテーマの映像(Save The Children製作)を見てもらい、もし自分が難民になったら何を感じるか、また主人公がもし自分だったらどうするかなど、映像を見て感じたことをワークシートに書いてもらいました。そして、ワークシートに書いたことをグループで共有しました。



グループごとの共有では、様々な意見が出ていましたが、特に多かったのは「悲しい」「かわいそう」「こわい」という感想でした。映像をみてショックを受けた学生が多かったようです。理由としては、「いつ自分の身に起きてもおかしくないと思ったら、怖くなった」、「小さな女の子が親元を離れて逃げていくことに切なさを感じた」などでした。また、「難民問題について、自分は知らないことが多い」と感じた学生が大半でした。

日本の難民のエピソード紹介

最後に、BE*hiveでも展示している「故郷から逃れざるを得なかった方々」の4枚の写真から、この方々が今どこの国に住んでいるかを当ててもらいました。「日本」とすぐに答えた学生もいれば、東南アジアやアフリカ、アジアなど様々な国の答えもありました。実は、かれらは全員「日本」に住んでいる難民の方々。「難民の方が日本に住んでいることを知らなかった」と答えた学生もいて、回答に驚いている様子もありました。

日本にはどれくらいの難民の方が住んでいるか、という質問には、皆さんそれほど多くはいないだろうと思っていて、3万人以上いることを伝えると、非常に驚いていました。
また、東日本大震災の時に、ミャンマーの難民の方々が炊き出しを行い、がれき撤去のお手伝いをしている写真を紹介し、「自分の身近にも、直接的にも間接的にも、難民の方がいるかもしれない」という話をしました。

今回のワークショップは大学1年生向けということもあり、難民問題について詳しく知らない学生も多かったようです。このワークショップを通して、難民問題をはじめとした世界の問題を考えるきっかけになってもらえれば良いなと思いました。
(報告:照内)

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