「ソーシャル・アクション クラス」第2回レポート

こんにちは。オックスファム・ジャパンインターンで、ソーシャル・アクション クラスの運営に関わっています武村です。

10月30日(金)に「ソーシャル・アクションクラス~自分をソーシャルにする!開発教育ワークショップ~」の第2回目を行いました(第1回目の様子はこちら)。まずは、第1回目で決めた担当者の浜崎さんによるアイスブレーキング。

名前を言っていくゲーム。難しいけど、おもしろい!
初挑戦とは思えないほど堂々としていて、おかげでみんなで楽しく名前を覚えることができました!ありがとうございます!

第2回目は「人がソーシャル アクションを起こすときはどんなとき?自分たちは?」というテーマに、他者や自分の行動や動機を分析することでソーシャルアクションをどうやって起こせるのか、広げられるのかを考えました。
今回のコーディネーターの鈴木洋一さん
冒頭、「あなたは、社会を変えることができると思いますか?」という講師(今回はオックスファム・ジャパンの鈴木洋一さん)の質問に対して次々に手を挙げる受講者のみなさん。

では、みなさんのお友達に同じ質問をしたら、皆さんと同じように手を挙げると思う方はいらっしゃいますか?」という質問には、なかなか手が挙がりません。

社会は人々の集まりであって、社会問題を解決する際に、一人ではできません。講義では、そもそも社会問題とは何かを身近な社会問題を題材に説明を受けたうえで、どんなとき、人は社会を変えようと思うのか、変えるためには何が必要なのかということを参加者のみなさんと一緒にひもといていきました。

社会を変えるために私たちは身近な人々の協力が必要になります。
どうやったら仲間を増やすことができるのか?
そのヒントを見つけるために少人数のグループで、参加者一人ひとりが行動するようになったきっかけを共有しました。

一人ひとり、行動するようになったストーリーは異なりましたが、
「他人事が自分事になるためには、当事者への共感が大事なこと」や
「(数字などの)データよりもヒューマンストーリー(当事者の人の生活や思いについての情報)の方が共感を得やすいこと」
などが見えてきました。

グループワークの様子
このきっかけ共有を通して、仲間を増やしていくためのヒントはいくつか見出せました。そして、この理解を高めるために、次回までの宿題として、周囲の人々に趣味(や社会問題に対して行動している人には、その社会問題)について、その活動をはじめたきっかけと今も続けている理由をインタビューすることが与えられました。

このインタビューを通して、人が行動するときの背景や人のモチベーションはどのように維持されるのかが見えるとよいと思います。
私もインタビューしてみよう!

最後にグループで感想共有をしたときには
・発表することで自分の中でも整理される。
・メディアから影響を受ける人は多い!
・自分の中でのモヤモヤがさらに深まった!
・話し合いを通して、皆と活動することで自分の欠点も見つけられる
などの感想が出ました。

そして!!
ソーシャル・アクション クラスに参加された他のグループの皆さんにもインタビューしてみました!
参加した理由は「もっといろんな人に出会いたくて」や「甥っ子が生まれて、社会について考えるようになったから」など人それぞれ違いましたが、
このソーシャル・アクション クラスに参加してみて感じたこととして
「学生や会社員など様々な人と出会えてネットワークが広がった」
「アイスブレイクがあって、(信頼関係がしっかりできているので)意見を発信できる環境がここにはあって、話していい!と思える!」
「知って、考えて、行動するというプロセスを学べる!」
「行動に移すのは不安だけど楽しみ!」
など、皆さんにとって多くの学びや出会いがあったことを話してくれました。
いい雰囲気で2回目も終了!今回のレポーター・武村(右上)。
私も第1回目に参加できなくて今回が初めての参加ということで
「どんな人たちが参加しているんだろう」という緊張とわくわくで迎えた当日でしたが、他のコーディネーターのみなさんから聞いていた通り、みなさんパワフルで、クラスの雰囲気もものすごくあったかいので私も安心して参加することができました!
インタビューにご協力してくださった皆さんもありがとうございました!

インタビューした方も仰ってたことですが
1回2時間の講義がほんとに短く感じるくらい、
たくさんのことを学べるかなり濃厚な2時間でした。

残り3回!!
これからの収穫にさらに期待が増した第2回目のソーシャル・アクション クラスでした。
(報告:武村)

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