フリースペースたまりば「えん」でワークショップ 2016年度第2回「大切なのは人との出会い」

秋もいよいよ終わり?日に日に寒さが増していますね。10月21日(金)に川崎市のフリースペースたまりば「えん」で、今年度2回目のワークショップを行いました。今回はスペシャルゲストとしてファッション・モデルのマリーさんに参加してもらいました!

マリ―さんオフィシャルサイト
http://www.divinejpn.com/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC.html

はじめは全員で「こおりおてだま」にチャレンジ!
頭にお手玉を乗せて歩いてみるのですが、これがなかなか難しいのです。頭からお手玉を落とした人は文字通り「凍って」しまい、他の人がお手玉を拾って頭に戻してくれるまでは、動いてはいけません。しかし、助けようとすると自分のお手玉も落ちそうに…バランス感覚と助け合いが重要なゲームです。マリーさん直伝のモデルウォークも役立った?ようでした。


身体を動かした後は皆でテーブルを囲み「ビーイング」。自分の「好きなもの・こと」を、絵や言葉で人型の紙に書き出しました。

絵や楽器など普段自分の打ちこんでいることや、ブラックホールから椎名林檎まで、数え切れないくらいの「好き」で溢れていました。皆がそれぞれ違う「好き」を持っているからこそ生まれた色づかいです。とてもカラフル!


最後は「マリーさんクイズ」!皆でマリーさん自身に関するクイズを解きながら、生い立ちやモデルとしての生き方などをお話してもらいました。


お父さんがセネガル出身、お母さんが日本出身で、子どもたちと同じ川崎で育ったマリーさん。小さい頃はいじめに合い学校に通えずにいました。

転機となったのは高校進学。国際高校に進学したことで、様々なルーツを持ち自分を認めてくれる友人に出会うことができたそうです。

その後アメリカへ飛び立ち一人旅をしている途中、現地で出会ったスカウトから現在の事務所を紹介され、日本でモデルとしてのキャリアを歩み始めます。日本では前例のなかった「ハーフブラックモデル」。パイオニアとして地道に挑戦を重ねていった結果、2014年には東京ガールズコレクションに出演するまでになりました。



大切なのは人との出会いだよ」。マリーさんの言葉に子どもたちは(大人たちも)耳を傾けていました。最後には、ミュージカルに取り組んでいる子から「将来一緒に共演しよう」との言葉がかかったり、大切にノートに描き置きしたイラストを見せてくれたりした子もいました。子どもたちと同じく「学校に通わない」という選択をした経験のあるマリーさんとだからこそ、通ずるものがあったのではないかなと思います。


マリーさんのモデルとしての信念と、かっこいいライフスタイルに、子どもも大人も釘づけになってしまった1日でした。そんなマリーさん、なんと次号ニュースレター裏表紙の「DEARなひと」コーナーにインタビューを掲載します。お楽しみに!

帰り際、子どもたちのフォルクローレの練習を覗きました。ふと楽器を演奏したくなりました。

(報告:高階悠輔)

コメント

  1. 甲斐田万智子2018年1月21日 11:11

    素晴らしい!ブログ記事ありがとうございました!

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