フリースペースえん第4回「バリマタ王国にライオンがやってきた!~実は大切な憲法のはなし」

みなさんこんにちは。ボランティアの高階です。

かなり遡った話になってしまいますが、2017年1月20日に川崎市のフリースペースえんで、ワークショップ「バリマタ王国にライオンがやってきた!~実は大切な憲法のはなし」を実施しました。バリマタ王国とは、「たまりば」の文字を逆さにした架空の国。

今回のテーマは「憲法」ですが、幅広い世代の子どもたちがとっつきやすい「檻の中のライオン―憲法がわかる46のおはなし」という本を題材に、大きな力をもつライオンの王様(権力)とどのように関わっていくのか、ライオンの力を縛るロープ(憲法)はどんな役割を持つのかをみんなで考えました。

ライオン役は、たまりば理事長の西野さん。熱演です🔥

ライオンは、最初は皆の頼りになる存在ですが、その力が徐々に暴走し始めます。
  • ニュースに載るわたしの写真が少ないぞ、ふやせ!不都合なニュースは削除だ!
  • 私の歌が気にくわない?そんな無礼者は逮捕だ!
  • わたしはマヨネーズが大好き!だからマヨネーズが好きな者は税金を安く、嫌いな者は高くする!

こんなライオンの横暴に対して、憲法カード&ロープでストップをかけます。
「みんながもっている権利はなに?それはどんな憲法の条文で守られている?」

選んだカードが正しければ、ライオンはロープでグルグル巻きに。大きな力は制限されていきます。一つの場面で選ばれるカードが一つとは限りません。子どもたちは相談し、ライオンに突き出すカードを選びます。

「このカード(19条:心の中は自由)いけるんじゃない?」
「これ(21条:表現の自由)も一緒に出そうよ!」

次々と憲法カードを突きつけられ、ぐるぐる巻きになったライオン。憲法が権力を制限する役割(法の支配)を持つと同時に、私たちのもつ様々な権利を守っているのだということを再認識しました。


このあと、ゲストの久保井奈美さんからふりかえりを兼ねて、憲法についての紙芝居を披露してもらい、ミニ憲法(名刺サイズ)ももらいました。日常生活で「あれ、この場面おかしいな」と思ったらいつでも出せますね。



ワーク終了後、ある子が「憲法って全部で103条あるんだよねー」と教えてくれました。自分たちで調べて表をつくった子もいるらしく、自分も帰り道の電車で改めてミニ憲法をめくってみました。

私たちの生活を守る憲法について、身近に感じてもらえたと思います。次回も引き続き学びたいと思います。
(高階悠輔)

※この後の第5回目では、身近な対立から、憲法と権利を考えてみました。レポートはこちらからお読みいただけます。

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